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はじめまして

はじめまして。naoです。ひょろひょろっとしたアラフィフ、シンママです。

高校1年生の男の子を育てています。
彼はASDとAD/HDの診断を受けましたが、その時主治医から「今持ってる期待は全て諦めてください」と気持ちいいぐらい断言されたことをよく覚えています。

物を無くす、うっかり壊す、ぐらいならえぇいお金で解決よと啖呵を切れるのですが、他人に興味がない、教えていないことはわからない、他人の気持ちがわからない…この辺りはなかなかにえぐられました。

例えば。
私がトイレで嘔吐していたとする。
そのタイミングで私にお茶頂戴などと要求してきたりする。
そこで「こういうときは背中さするとか、お願いを聞いてあげられる位置にいるといいよ」とパターン学習を入れる。
次、同じシチュエーションになったとき、私の背中をさすってくれる。
振り返る。
息子、もう片方の手で漫画を読んでいる。
おぅ…。た、確かにお願い聞ける位置だもんね…(涙)

…苦労を語るとキリがないのですが、とにかく根気強く、そして自分が折れないようにガス抜きしつつ、だけを繰り返してきたと思います。別の言い方をするならその他のことは一切できなかったかな。

今は思春期真っただ中で親の言うこっちゃなんも聞かんですよ。
最初は戸惑いましたが、今は全力で失敗を経験してもらっています。
私も少し、楽になったかな(失敗の金銭的損失補填は楽ではないけれど…)

障害児育児の先人たちが切り開いてくれたおかげで、発達障害の理解も進んでいます。かつ、周囲に助けてくれる友人がいてくれたこと、私の両親揃って協力的であったことなど、感謝してもしきれない環境でした。

私に続く妹たち(弟もいるのかな?)に何かできることはないだろうか。
そう思うようになりました。

障害児育児の経験数は1人ですが、何かの参考になることがあるといいなと願いつつ、成長の記録を少しずつ残していきたいと思っています。どうぞお付き合いくださいね。

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