電通鬼十則
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
入社当初、各自のエバーノートに必ず貼り付けておくようにという指示の下で、僕は電通鬼十則を初めて知りました。
当時見た時の感想は、
ほえー。
でした。
今見た時の感想は、
その通り、、、。(しみじみ)
です。。
何よりも驚くことは、鬼十則の普遍性。
電通鬼十則は1951年に作られ、時代としては戦後の復興真っ只中という所。
現在は年号が令和となった2020年。
実に約70年の月日が流れたにも関わらず、この鬼十則は令和の時代に生きる20代(僕)の心を打っています。
つまり、時代の変化で必要なスキルや、必要な知識などは変わりますが、少なくとも1951年から2020年まで、ビジネスの世界で生きる術の本質は全く変わっていないんです。
この事実が物語ることの意味は、今から更に先の2090年でも、この鬼十則は生きている可能性は高いです。
全ビジネスマンは必ず覚えておくべきものですね。
特に、最後の摩擦。
人間同士の衝突が好きな人はいません。
でも、お互いが真剣に向き合うことで、必ず良い方向に着地はします。
そして、着地した時、お互いの信頼は一層深まっています。
人間関係のトラブルって一番避けがちな問題ですが、真正面から真摯にぶつかって、衝突した相手の理解をとことん深めていきたいものですね。
鬼十則は仕事だけではなく、広く人生をより豊かにするための方針書として、代々伝えていきます。
それでは本日はこんな所で。
おやすみなさい!
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櫻井直樹
埼玉県出身、27歳。台湾在住4年目
CAPSULE Inc.グローバル事業責任者
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海外進出の戦略立案部分から一緒に組み立てていけます。
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