11.【人生で心砕け散った話し④】 新卒リフォーム会社営業職 〜最終話:失敗経験から自分で気付く。そして「感謝」を強烈に感じた瞬間〜
▼目次
0、自分の体調回復した3つの理由
1、①本を読みまくれ!
2、②紙とペンで書き殴れ!自分の感情に嘘をつかずに、ノートに剥き出しにせよ!
~やってみて良い理由〜
・一つ、周りを気にせず気持ちの整理ができる事!
・二つ、不安や嫌な感情を客観視できる事!
・三つ、ストレス発散できる事!
3、③一緒に頑張る仲間がいた
4、最後に…
〜前回までのあらすじ〜
※読んでない人は読んでみてください👇
【0、自分の体調回復した3つの理由】
本来だったら、会社を休むことになれば、
会社の居心地が悪くなったり、
なんかギクシャクして大抵の人は、
会社を辞めます。
普通ならです。
ただ僕は、この後、劇的に体調が回復して、
会社復帰することになるわけです。
その改善した理由が3つあります!
まず1つ。
【①本を読みまくったこと】
ジャンルはなんだっていいんです。
できたら、将来にとってプラスになる方が、
いいかと思いますが!
とにかく本を読むことにのめり込むこと笑
考えることもなく何かに集中して、のめり込むこと!
まず、自分が興味あるものに、
手を出すことかと思います。
僕は、その時、ちょうどこの切れてしまった
糸のほつれを、改めて結んでいくという
作業が、必要でした。
メンタルをどうにかできないかと思い、
自宅にあった本を読もうと思いました。
(当時、全部休みで暇だったし)
そこで、思い出したんですよ。
「あ、昔買った本で、読み途中だった本があった気すんな」
そう思って手に取った本がこの本でした。
この田中ウルヴェ京さんは、
女子アーティスティックスイミング元選手。
(名前が特徴ありますね!)
1988年ソウルオリンピックの
シンクロデュエット銅メダリストです。
1996年アトランタオリンピックの、
シンクロ日本代表チームコーチ。
日本スポーツ心理学会認定でもある
スポーツメンタルトレーニング上級指導士。
自信なんて全くなかったです。
そんなものは、当時会社に荷作りして、
まとめて置いてきてました笑
休んだ当時、人にも会いたくないし、
喋りたくもないんですから。
映ったTVをぼーっと見つめるか、
無心でいるか、寝るかのどっちかな訳です笑
無ですよ。
無。
そんな時に、僕の動物的本能が求めていたのは、
『メンタル強化』だったのかもしれません。
カラーバス効果ってやつですね。
(参考に羽田理沙さんのカラーバス効果の、
投稿貼っておきます。面白いです!)
僕は、喉から手が伸びたことに気づかず
そのまま読み進んでることに後から気が付きました。
そのまま、この本にのめり込んでいったんです。
これが、めちゃくちゃよかったんですよね。
そこで、ここには、かなり重要なことが、
書かれてありました。
僕は「これだ!」と思い、実行しました。
それが、次の2つめ。
【②紙とペンで書き殴れ!自分の感情に嘘をつかずに、ノートに剥き出しにせよ!】
そう、こちらです。
気持ちや感情、その時に思っていた、
ありとあらゆるこみ上げる感情を、
そこのノートに全て書き殴っていきました。
これをすると何でいいかというのは、
三つあります。
~やってみて良い理由~
・一つ、周りを気にせず気持ちの整理ができる事!
・二つ、不安や嫌な感情を客観視できる事!
・三つ、ストレス発散できる事!
<一つ:周りを気にせず気持ちの整理ができる事>
自分の感情を、仮にSNSで上げるとします。
主に負の感情、いわゆる愚痴というやつです。
それをネット上にUPされた人が、
その投稿を読んだんだとしたしたら?
どう思うでしょうか。
『誰が、得するんだよ!』って思うのです。
「お!○○は今日もネガティブな投稿してる!いいね!」
「よし!今日も一日、やる気が出てきた!」
「仕事頑張るぞ!おー(^O^)/」
ならん!!!
そうならんですよ!!!!
気分的にいい気分になんかなりません笑
『生産的』という意味の真逆に位置する、
『非生産的』な考え方まみれです笑
(SNSに書く内容は、基本自由です。
僕はそういう内容は書きません。)
SNSに投稿する心理は、
『これを書いて誰かに見られたい!』
ってのは、そこまで人間無いみたいです。
書いたらなんだか満足してしまいます笑
ここで、大事なのは、アナログで解決!
自分だけで完結できる
『Myノート』を準備します!
(裏紙チラシなんかでもいいですね)
そこに、書き殴るんです。
普段言えない、あんなことやこんなこと。
そして、具体的な改善策や、こうしたら、
良くなるかもという対策を書くのは、
超が付くほど、オススメです。
Study Hacker編集部の方も、
このことに関して取り上げているぐらいです。
良かったらぜひこちらも読んでみてください!
<二つ、不安や嫌な感情を客観視できる事!>
そのノートに書いたことを、客観的に読んでみて、
「あ、自分が意外と考えてることってちっぽけだな」
って思って、『すんっ…』って冷静になるんです。
客観的・俯瞰的に見ると、なんだか、
落ち着いてしまう時あるじゃないですか!
つまり、アレですね。
<三つ、ストレス発散できる事!>
そしてこれ!
最後は、びりびりに破る笑
(紙吹雪にしましょう笑)
これは、誰かに見てもらうものでも、
何でもないですからね。
時に自己満足が大事です。
これで完全に、自分の中で、
もやもやしていたのが、
消えていきます笑
これが効果絶大。マジで試してほしい。
極限になったら、これやるのおススメです。
そして最後。大枠3つ目。
【③一緒に頑張る仲間がいたこと】
一般的に言うと、会社の人が、多いんですかね?
『なにか一緒に目指してる人』が、当てはまります。
僕は、当時会社の仕事を頑張っていたので、
『仕事仲間(主に先輩)』でした。
僕が、自宅療養してる時、
携帯にポンとLINEで通知が来ました。
「おつかれ!宇佐美って、今家いる?」
「今から飯でも行くか!」
LINEの内容…友達かと思いました笑
ド平日のまっ昼間に、ランチに誘われました。
正直どんな顔して会ったらいいんか、
わからんかったんですけど、
ひとまず言ってくれたし、
自分から行く事を選択しました。
そこで、感じたのは、職場の方の優しさでした。
「おっす!元気か!」と当時の店長が、
野沢雅子さんバリの挨拶で、
自宅の玄関に社用車で出迎えます。
※イメージ画像※
助手席と、後部座席には、
わちゃわちゃしてる営業所のメンバー。
全員がそこの車に乗ってました。
ぎゅうぎゅうになりながら。
※イメージ画像※
A店長:「おー!宇佐美!美味い飯でも食い行こう!」
Bさん:「太ったなお前!…痛ぇ痛ぇ!押しすぎだよ!」
Cさん:「全員入ってるんだからしょうがないですよ!」
Dさん:「ごめんごめん!俺が押したわ笑」
Eさん:「狭すぎませんか…宇佐美さん乗れます?笑」
そう笑いながら、営業所のメンバーが出迎えてくれました。
当時二ヶ月ほど休んでいた自分に、
そう言ってくれたんですよ!
こんなお茶目な登場をされたもんなので、
この状況に、ついつい笑ってしまい、
一緒に近くのレストラン藍屋に行くことにしました。
宇佐美青年:『二ヶ月近く休んでいたので、正直、
居場所なんてないもんだと思ってました。』
(僕のネガティブ発言も酷いもんです笑)
そうした時に言った店長の一言。
「何言ってんだよ笑」
「いつでもお前が帰れるやりやすい
状況にしとくから。」
「何かあったら、俺らが動くよ。
だから心配せず、今は全力で体調整えろ。」
「お前の席はあるから、ゆっくりでいい。
待ってるぞ。」
そう言われた直後。
気づいたら、涙で前が見えなくなり、
藍屋のお座敷で号泣してました。
僕が休みの時に、仕事中にも関わらず、
プライベートの話しだけ、
しに来てくれた5人の社員さん方は、
最後の最後で一緒にまた笑いながら、
仕事できるタイミングを、
ずっと待っていただきました。
本当にそれは、今でも感謝です。
そして、当時の自分がしっかり
義理人情からくる人を大事にしたいという感情。
そこからふとしたランチに行けたこと。
自分にも感謝です。
そう言った当時の仕事仲間と言える存在が、
大事なんだと、新卒一年目で気づけたことは、
本当にありがたかったなと感じました。
【4、最後に…】
塞ぎ込んでいては、何も変わらないなと
本当に、思います笑
そして最終的には、「人」なんだと。
様々な経験もさせていただく
良い機会となりました。
「この先どうしようか」
「不安でしかない」
なんてことを考えてましたが、
今は、問題ないです。
(将来に対して期待して胸踊ってるぐらいです。)
だからこそ、ほんのちっぽっけな悩みでした。
そして、仕事なんてものは、いくらでもあります!
都心に行ってみてください。
会社しかありませんから笑
そして、なによりも、
まずは自分の体をしっかりと休めて、
身も心も健康にすることが
最も大事です!!!
生きていること、
生活できること、
平和でいれること、
ごはんを食べれること、
挨拶ができること、
会話ができること、
友人や信頼してる仲間、
家族がいること、
ふざけ合ったり、
笑いあえる大事な人がいること、
有難いなと感じさせていただけること、
感情があること、表情で思いを
伝えられること。
こんなにも感謝が増えました。
そして、今の自分の状況も、当たり前じゃないと
思うことができました。
これが初めて僕が人生で「砕け散った」
経験からくる「感謝」というものを、
強烈に感じた時でした笑
今となっては、いい思い出です笑
色々考えさせる良いきっかけにもなりました。
本当に。笑
結局、仕事は3ヶ月休んだ後に、
8割辞めることになるのを聞いて、
「辞めねぇよ!!」って思いで、
仕事には復帰することに成功しました。
(そのあと半年後には、結局仕事辞めましたが笑)
これを機に、自分の人生が、
大きく変わるきっかけとなり、
音楽を奏でる、音楽を発信する
『プレイヤー側』になります。
それは、先ほど実践していた
『自分の感情に嘘をつかずに、
ノートに感情を剥き出しにすること』で、
気付いたんですね。
これを書いて、閃いたんです。
「待てよ…この経験…」
「歌詞にできんじゃね?」
「HIPHOPに落とし込んでみるか」
そこから僕の作詞とメロを作るきっかけになり、
HIPHOP生活が、スタートしていきました。
ネガティブな事から経験したことを、
誰かの一歩に。
踏み出す初動の一歩に、
繋がればと思い自ら発信することを、
決めました!
仕事を休んだことにより、
気付いて学んだことがたくさんありました。
何よりも、自分から始めたことも
たくさんありました。
得れたものが多かったので、
今は、とにかく感謝してます。
そんな話しも、また近々していければと思います。
では、また👋