教育は立場が下の者から上の者に行うという考えも受け入れられるべきだ
SNS上で
会社辞めたい
と検索すると、今年入社したばかりの新入社員による
・ 職場でパワハラ/モラハラを受けている
・ 上司がうざい/嫌い
・ 社内でいじめを受けている
などの呟きを目にすることがあり、この国の異常性を垣間見る事がしばしばある。
この異常性に対して僕は、SNS上で社内教育という観点から以下のように述べた。
このように述べた理由を以下に綴っていきたいと思う。
教育は立場が下の者から上の者に行うという考えも受け入れられるべき理由
僕が教育は立場が上の者から下の者に行うという考えも受け入れられるべきと考える理由は、
教育は立場が上の者が下の者にするべきである
という既存の概念によって、
行動と概念の間に矛盾が生じ、日本のレベルが低下する
と考えているからである。
これだけだとイマイチ不鮮明だと思いますので、僕のエピソードを述べていこうと思う。
これは、僕が会社に勤めていた時のことだ。
ある日、僕は上司から
PCの操作について教えて欲しい
と言われたことがある。
僕はそれに対して素直に応じ、分からない部分を教えた。
ここまでは想定内だったが、教え終わった後に待っていたのは感謝の言葉ではなく、
・ 教え方が悪い
・ 俺だったらこういう言い方をする
といった謎の教育だった。
これがもし立場が下の者から上の者に向けられた言葉であったとすれば、立場が上の者は下の者を叱るはずである。
一方で、上の者から下の者に対して同様のことが行われると下の者は上の者に対して叱ることができない。
これは、
教育は立場が上の者が下の者にするべきである
という根底概念が社会全体に存在しているからだと考えている。
僕はこういったエピソードは割とどこの職場でも横行していると考えていて、
これからテクノロジーが発達していく中で、上記で示したような
立場が上の者から下の者へ分からないことを質問する
という行為はもっと増えていくと考えている。
そのような時代の流れがあるにも関わらず、
教育は立場が上の者が下の者にするべきである
という既存の概念に囚われていては行動と概念の間に矛盾が生じる。
その結果、
部下のモチベーション低下
↓
会社全体のモチベーション低下
↓
社会全体のモチベーション低下
↓
日本のレベルが低下
というサイクルに陥ると考えている。
このサイクルが止まらなくなった暁には、最悪日本は破綻するだろう。
よってこれからは、
立場が下の者から上の者に対して教育する
という考えも受け入れられるべきだ。
まとめ
このような意見を書くと、
立場が上の人間ほど敬られるべきだ
という考えも一部出てきそうだが、ここで言いたいのは
教育と権威を同じ枠組みで捉えるよりも、互いに独立したものとして捉える
という考えを浸透させた方が
より組織として対等な関係を築くことができるのではないか
ということだ。
しかしながら、現実は
立場が上であるというプライドや優越感が邪魔し、このように考えられない上司が多い。
と考えている。
もし、
教育は立場が下の者から上の者に対してする
という考えが受け入れられるようになれば、
部下のモチベーション上昇
↓
会社全体のモチベーション上昇
↓
社会全体のモチベーション上昇
↓
日本のレベルが上昇
というサイクルができ、会社にとっても日本にとっても有益である。
以上のことから、僕は
僕が教育は立場が下の者から上の者に行うという考えも受け入れられるべき
と考える。
そして、更に言えば
この記事すらも立場が下の者から上の者に対する教育
として受け入れられれば幸いである。
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