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Green Talk 50 : 野菜と私

私は、フレキシブルベジタリアンです。最近の変化のひとつです。
100%そうではない理由は体質による制限があり。体質は時間をかけて改善しつつ、今は、完全野菜の日と動物性タンパク質をとる魚の日を作り、生活しています。

この生活をはじめてから、毎日野菜をしっかり食べることが多くなりました。
まだ始めて日は浅いのですが、その日々で、3つポイントをおさえてからがとても過ごしやすくなったので、ご紹介します。

1.  食べられる形で保存する
お野菜を使って調理はもちろんのこと、ここで書いたように保存食を作ったりしています。それでも冷蔵庫に入っている野菜たちのちょこっと残しはあります。


それらの対応を週に1回、面倒を見てあげる日を作って行うことにしています。毎週水曜日、野菜室を覗き、ちょこっと残しになりそうな野菜/残っている野菜を選びます。

冷凍できそうなものは、水気を切り冷凍をしています。
例えば、大根はよく冷凍する代表なのですが、大根おろしにしてシリコンの型に入れて冷凍したり。いちょう切りにして冷凍しておいて、朝の忙しい時に、乾物の青さやネギと一緒に鍋に入れてお味噌汁に。繊維が壊れてシャキッという食感はありませんが、むしろ味噌の味が浸透しやすく。お味噌汁や煮物にはこちらの方を好んで使います。

また調理中に、ちょこっとあまってしまった葉もの(紫蘇もです)も、よく洗い、ジップロック へ入れて冷凍へ。豆乳や豆乳ヨーグルト、レモンや果物とともにスムージーにして、いただいています。

漬物にいけそう!と思うものは、糠床へ、です。

2.  皮まで食べる
皮ごと食べるのは難しいかな、皮だけ調理する方法を覚えた方がいいかなと思っていましたが。生姜、ゴボウ、ネギ、人参、菊芋etc。こちらで書いた亀の子束子のおかげで、泥と薄皮の両方がいい具合でとれて頂けています。
洗う時は大きめのボールに水を張り、その中でゴシゴシとされてください。皮が飛び散りません。


3.    最後まで使い切る
1、2を行ったとしても、玉ねぎの皮や人参のヘタなどは残ります。それらも、もう1回使えないかなと考えてやり始めたのがベジブロスです。

料理にもスムージーにも使わない野菜たちが中くらいのざるに入るくらいたまったらベジブロスを作ります。私は、水とお酒で野菜たちをコトコト弱火でじっくり煮て、最後に塩麹で味を整えています。洋風にする予定が立っている場合はローリエを入れます。

入れる野菜は、玉ねぎの皮と人参のヘタはいつも投入。ザワークラウトの残りのキャベツの芯や、ほんの少しづつのこったニンニク、にんじんやゴボウなど、あるものをいれて作ります。
季節によっては椎茸の軸やとうもろこしの食べたあとの芯も。
経験上、避けているのは、辛みや苦味が強いもの。炒めると甘味のある水分の出るお野菜を中心に入れます。

できたベジブロスはお味噌汁でも。またはひよこ豆やトマトなどを入れてスープにすると、ほっとする味になります。


3つのポイントでも対応しきれない、どうしても出てしまうものは勿論あります。豆苗の根っこやバナナの皮等です。またベジブロスの出汁を取った後の残りもありますね。それらは、先日、始めたコンポストへ入れています。

Bea Johnosonさんのゴミ0生活のルール5Rの中の、Reduce(ちゃんと食べ切る)、Reuse(ベジブロスなどにしてみる)、Rot(のこったもの利用できないものはコンポストへ)の3つを経て、野菜を美味しく最後まで頂いてます。

今後は、Reduceの手段の1つである”干す”をやってみたいです。
電気屋ではフードドライヤーを見つめてしまいますが、まずは自宅のオーブン機能で、ドライトマトや切り干し大根からスタートしてみます。
全くしたことがないことなので、noteやWeb上の先輩方にご教授いただきながらやっていきたいと思います。


ベジタリアンもヴィーガンも、お肉を食べる魚を食べると同様、選択肢の1つだと思っています。
それを選んだりするのには、それぞれの人生にあるきっかけや、今の生活様式や体質との相談で。味や食べる喜びも大きな要素ですよね。

自分はどうしたいか。
自分の体はそれを受け入れてくれるか。
自分の環境はそれを許してくれる状況か。

この3つの問いに誠実に答えられたら。選んだ方法を実践していいかなと思っています。