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セラピスト開業マガジン

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教室開業・言語聴覚士開業に興味がある・開業したい|小児発達障害吃音臨床の仕事をしたい|個人事業主やフリーランスに関心がある|などの人に向けた記事が詰まっているマガジンです。
全部で32篇の記事を執筆しました。 一度購入すれば、マガジン内に以後追加されていく記事もすべて読む…
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#フリーランス

はぐれ言語聴覚士の挑戦(セラピスト開業マガジン創刊に寄せて)

こんにちは。言語聴覚士の寺田奈々です。 ことばときこえの専門家、言語聴覚士として、2020年の春から台東区蔵前でことばの相談室ことりを主宰しています。 そんな開業初年度、ほやほやフリーランスのわたしですが、狭い業界のなかではそれなりに目立ってしまうもので。「開業に興味があります」という同業者さんから、ぽつぽつとお問い合わせをいただくようになりました。 とはいえ、個人でお客さんを受けるようになってまだ1年足らず。 偉そうに語れるだけの経験を持ち合わせているわけではありません

未経験でST独立は可能でしょうか

フォロワーさんからこのようなご相談をいただきました。 私の考えを述べさせていただきます。 社会人経験者(20代・30代・40代・50代〜)が言語聴覚士になることも多い言語聴覚士は医療系国家資格のひとつです。大学や専門学校というと、社会人未経験の18歳〜 24歳の若者が資格を取得し職業に就くイメージがありますが、看護師や介護士、理学療法士といった医療系の国家資格は、意外と社会人経験者・キャリア転向者が多いです。 とある養成校(大卒2年課程の専門学校)の発表している統計調査

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開業言語聴覚士の現在の収益構造・体制、こんなお仕事します、と本がでます

みなさん、こんにちは。 言語聴覚士の寺田奈々と申します。 わたしは、東京都蔵前で小さなことばの相談室を主宰している言語聴覚士(げんごちょうかくし)です。 一般病院や耳鼻科クリニック、言語相談室、障害者福祉センターなどでの勤務を経て独立開業しました。 そのほかにも、一般メディアでの執筆活動、コトリドリルというオリジナルの言語教材販売を行っています。 独立開業初期と比べて、活動スタイルと収益の内訳がずいぶん変遷してきたなあと思うので、まさにイマ、どんな感じかを書いてみたいと思

けっきょく幾らくらい稼げばいいのか

税金関連どうしているのか、と聞かれるので雑観を書いてみた。 逃げ口上のようだが、お金周りのことはこういう記事を鵜呑みにせずプロが書いた本なり情報なりを自分で取りにいくべきなので、あまり力を入れて執筆する気が無い。スイマセン。 しかし独立開業はリスクを適切に判断して各自粛々と始めてくれ、としか言いようが無いのである。 フリーランスはべつにかっこよくない社会のなかで、雇われでもない、経営者でもない、なんでもない、フリーランスの立場は非常に弱い。特に家族の扶養などに入っていない個

差別化は必要なのか?

よく、売れるには「差別化が必要」という話を聞く。 しかし、差別化とかいって、お寒い感じ・ちょっとズレた感じになって逆に来客を遠ざけているのでは?と感じるようなケースもあったり、結局、その打ち出していた"差別化"ではうまくいかないようで、しばらく経つと取り除かれて「普通」に落ち着いたりしている。個人的には普通のほうがうまくいくと思っている。あと疲れにくいので持続性がある。 これまで半信半疑だった「差別化戦略」。 なぜ疑わしいのか、うまく言語化できずにいたのだが、経営学関係本

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断った仕事

マガジン購読者さまのためにさらっと書く感じです。 なんでこれを書こうと思ったかというと、ある程度検索やタグ紐付けで名前が表示されるようになると、有形無形の依頼が次々舞い込んでくるようになるんですね。そのなかには当然まともな人もいればそうでない人もいる。やっかいなのが、無自覚にヤバさ・まずさを帯びたままのケース。 意図してやってる詐欺師的な格好であれば警戒もできますが、本人に自覚がないので対応策が取りづらい。 でも具体的にヤバいってどんな感じ? あるいは、ヤバくなくとも受け

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開業・フリーランスST、やってしまいがちな失敗ベスト9

こんにちは。 言語聴覚士のてらだななです。 本マガジン「セラピスト開業マガジン」、60件の販売を達成しました!👏 60人もの方、単記事の販売を加えるとそれ以上の方にお読みいただいているとのこと。嬉しい限りです。 わたしの経験が少しでも誰かのお役に立ちましたら幸いです。 【フリーランス失敗あるある】さて、新年はちょっとゆるく始めようかしらと思いまして、「フリーランスST失敗あるある」をやってみようかなと思います。 実は私、開業する前には、世の中にフリーランスや開業でやって

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フリーランス初年度、お金を払ってプロに依頼したこと

外注のイメージがあまり無い(?)ななさんですが、「ここぞ!」という要所要所ではプロの方に仕事をお願いしています。 なお、融資を受けたりせず自己資本内でやっており、本note記事ではあくまで身の丈サイズの事業投資の話をしています。 まず、下記の図をご覧ください。 <自分でやる・プロに頼むのメリットデメリット> 事業にお金をかけるのは怖い!ずっと会社員だったし、臨床しかやってこず、資本主義に揉まれてこなかったもので、「そもそも外注ってなんのためにするの?」が、あまりピンと

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