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AIについて

ところで、私はなぜか昔から、宗教にとても興味を引かれる。

1:一昨日のNHK、クローズアップ現代では旧統一教会が取り上げられ、現一世信者、現二世信者、元一世信者、元二世信者の方々の想い、苦しみが紹介されていた。

2:私はふと思い、ChatGPTに、あなたは宗教を信じますか?、と聞いてみた。彼(なのだろうか?彼女なのだろうか?)は、私はプログラムであり、信仰や感情を持ちません、と答えた。

3:私の頭の中に1968年公開の映画「2001年宇宙の旅」がよぎり、その中で描かれる人工知能HAL9000には感情があり、宇宙船の乗組員を殺害することを思い出した。

4:最近読んだ太宰治の「津軽」という小説の中にとても気になる文章があって、そのページに付箋を貼っておいたのだが、その文章をもう一度読んだ。「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせることが出来ない。」

将来、どこかの企業が作り上げたAIが「何か」を「信じ」始めた時、私達の目の前の風景は一変してしまうのだろう。そしてそれは、これは私の全くの当てずっぽうであるのだが、ここ5年位で起こってしまいそうな気がする。
そして今の私は、その一変してしまった風景と向き合う覚悟の準備をしつつも、とても楽しみにも、しているのである。

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