朝西マサ

音楽、映像、文章を作っています。

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最近の記事

盲目の夢の夜、その岸辺にて

甚だ不謹慎な疑問ではあるのだが、盲目の方は夢を見るのだろうか? たぶん、普通に考えてみると、物心過ぎた後、例えば6才か7才だろうか、その位の年齢で視力を失ってしまった方だと、目が見える私と同じような感じの夢を見たりされるのだろう。 しかし、生まれつき目の見えない方は、どうなのだろうか? そういった方は、当たり前のことだが、この世界の姿・形をご存じ無い。 人は目で物を見ているのではない、脳で物を見ているのだ、その証拠に、我々は眠っている時、目を閉じている時、夢を見ている、と

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      ジャニス、ロバート、チャーリー、ミシマ

      • 「Now And Then」を聴いて(二十世紀の四天王)

        いまだに「N・A・T」のMVを観て涙が止まらない。 20世紀の世界に最も影響を及ぼした四天王を考えてみた。 アドルフ・ヒトラー ジョン・F・ケネディ 毛沢東 ジョン・レノン 私は以上の四名に決定した。 あなたは、どう、お思いであろうか? P.S. 四人とも男性になってしまったので、現在のglobal standardに照らし合わせたpolitical correctnessにかんがみ、女性を一人選ぼうとしたのだが、大変失礼ながら、いまいち、思いつかなかった。 「聖母

        • (番外編)今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ

          歌詞の意味を理解して、もう一度「Now And Then」を観て号泣した。 1分25秒から1分51秒までのくだりである。 いつも君が恋しい いつでも君にそばに居てほしい どこかに行ったとしても かならず、僕のそばに戻ってきておくれ 81歳のポール・マッカートニーと83歳のリンゴ・スターが、40歳で死んだジョン・レノンと58歳で死んだジョージ・ハリスンに語りかけている。 みつかった 何が? 六万件ものコメントが寄せられているわけが 決して、僕のことを、女々しい男ね、な

          今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ(3)

          1980年12月8日、もし殺されたのがジョンではなくポールだったら、ビートルズのその後の評価はどうなっていただろうか? 1970年代のFab4は世の人々から、どのように見られていたのだろう? 私は1973年生まれなので分からないのだが、日本のプロ野球選手に例えて考察してみたいと思う。 1:「川上哲治・王・長嶋・イチロー」クラ             スの、永遠のスーパースター。 2:「真弓・バース・掛布・岡田」、「あの           時はメッチャ凄かってんで!」とい

          今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ(3)

          今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ(2)

          小野洋子は凄い女性である。なんてったって、彼女は日本の「最後の貴族」の一人なのであって、しかも、まだご存命である。90歳だ。 本物の貴族である。家系がヤバい。 母方の祖父は「安田財閥の祖」安田善次郎、父方の祖父は日本興業銀行総裁を務めた小野英二郎。 1933年(昭和8年)2月18日生まれ。 1953年、学習院大学の学生であった20歳の時に、父親の赴任先であるニューヨーク郊外に移り住み、サラ・ローレンス大学(なんと、リンダ・マッカートニーもこの大学の卒業生である!洋子は中退

          今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ(2)

          今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ

          ビートルズの「Now And Then」のミュージックビデオを観た。解散から53年、ビートルズは本当に、やっと終わったのだ、と感じた。 ビートルズがプロとして活動したのは約7年半、その53年後に新曲が発表され、そのMVは2日間で2000万回再生、5万件以上のコメントが書き込まれている。あり得ない。これで、ビートルズがこれから先も永久に、史上最高のロックバンドであり続けるであろうことが確定したと私は思うのだか、なぜ、これ程までに凄いのだろうか? 一つはジョン・レノンのカリス

          今年、ビートルズは「本当に」解散したのだ

          ビートルズの「Now And Then」のミュージックビデオを観た。解散から53年、ビートルズは本当にやっと「終わった」のだ。

          ビートルズの「Now And Then」のミュージックビデオを観た。解散から53年、ビートルズは本当にやっと「終わった」のだ。

          DX高校について (10/27 日経新聞を読んで)

          「政府は2030年にはデジタル人材が最大約79万人不足すると推定」しているようだが、それは、今後さらに進化していくであろう生成AIによって、ある程度は補われるのではないだろうか? 「政府の推定」など、あまり当てにできない。

          DX高校について (10/27 日経新聞を読んで)

          「ジャパンモビリティショーについて」(10/26 日経新聞を読んで)

          ところで私は車、特にスポーツカーが大好きである。 ジャパンモビリティショーで、いくつかの日本車メーカーは新しいスポーツカーを発表している。 ホンダはまさかの往年の名車「プレリュード」のハイブリッド車を、日産はGTRのようなEVコンセプトを、マツダはロードスターのような「ICONIC SP」というEVコンセプトを、スバルもBEVコンセプトスポーツカーを発表している。 EUは今年3月に、2035年にガソリンなどで走るエンジン車の新車販売をすべて禁止するとしていた方針を変更し、

          「ジャパンモビリティショーについて」(10/26 日経新聞を読んで)

          「日本の大統領」(10/25 日経新聞を読んで)

          DX人材、データサイエンティスト、介護・保育人材、物流人材、建設・建築・土木人材、タクシー・バス・電車の運転人材、日本ではあまりにも多くの業界で人が足りない。 最近は公務員もあまり人気が無いらしいし、ゆるブラック企業に入った新卒社員は不安を感じて辞めてしまう人も多い。 ハローワークで話を聞いていると事務職は人気だそうだが、事務職は数年以内に生成AIに代替されるだろう。 日本の人口は減り続け2050年には1億人を割り込むらしいし、新興国の賃金水準が上昇しているので、技能実

          「日本の大統領」(10/25 日経新聞を読んで)

          AIについて(3)(10/24 日経「AI製の偽画像、生体情報で暴く」を読んで)

          精巧な映像や動画をつくることができる生成AIの普及。 先日、伊藤園の「おーいお茶」の新CMにAIタレントが起用されたというニュースを見た。そのタレントさんは現実の人間と全く区別がつかなかった。 ディープフェイクという負の側面もあるが、裏を返せば、すべての映画、すべてのテレビ番組を生成AIで制作することが、技術的には、もう可能だということだ。 あとはそれを我々が受け入れることができるかどうかなのだが、もちろん、我々はそれを受け入れることができる。 100年前には普及してい

          AIについて(3)(10/24 日経「AI製の偽画像、生体情報で暴く」を読んで)

          NTT情報漏洩、カスハラ、CA業務6割削減について(10/18 日経記事)

          NTT情報漏洩とカスハラの記事、犯罪行為はもちろんいけないが、元派遣社員の方も、もし、相当のストレスで心の健康を損なっていたのかも、などと想像すると、多少、同情を禁じ得ない。 ちなみに前の記事にも書いたが、「カスハラ」客を役者でも声優でもなく生成AIが演じている。もう、ごく一部のトップ俳優、トップ声優以外は要らないのだ。 サイバーエージェントが生成AIで業務6割減、空いた時間は付加価値の高い業務に充てるとのこと。 記事に書かれてはいないが、業務が6割も減れば、そりゃあ、おそ

          NTT情報漏洩、カスハラ、CA業務6割削減について(10/18 日経記事)

          「ゆるブラック」について

          かつて、あれほど忌み嫌われた「ブラック企業」という言葉。「ゆるブラック」って何だ!?と思ったら。。。 人間とは、かくも「無い物ねだり」な生き物である。

          「ゆるブラック」について

          AIについて(2)

          生成AIは、いけない。アレの未来を想像すると、甚だ、困る。なにせ、音楽家も脚本家も役者も技術者も、もう要らぬ、と言うのだから、困る。 明日のことを思い煩うことなかれ、明日のことは明日思い煩え、一日の労苦は一日にて足れり、とキリストは仰ったそうだが、少なくとも私には、その道しか無いようである。困ったことだが、もう、困っては、いけない。

          AIについて(2)

          AIについて

          ところで、私はなぜか昔から、宗教にとても興味を引かれる。 1:一昨日のNHK、クローズアップ現代では旧統一教会が取り上げられ、現一世信者、現二世信者、元一世信者、元二世信者の方々の想い、苦しみが紹介されていた。 2:私はふと思い、ChatGPTに、あなたは宗教を信じますか?、と聞いてみた。彼(なのだろうか?彼女なのだろうか?)は、私はプログラムであり、信仰や感情を持ちません、と答えた。 3:私の頭の中に1968年公開の映画「2001年宇宙の旅」がよぎり、その中で描かれる

          AIについて