【育児】素直に認めたいと思う
こんにちは、もももと申します。
先週の記事『【育児】褒めるとか叱るとか』で、「褒める」や「叱る」はあくまでも手段でしかなく、大前提として本人の「ありのまま」を認めてあげることが大切だと書かせて頂きました。
▼前回の記事はこちらです。
今回はその「褒める」について、私自身が思うことを書きたいと思います。
「褒めるときは結果ではなく過程を褒めよう」
このフレーズ、最近様々なネット記事などで見かけますよね。
私は正直、これについてはとても懐疑的です(^^;)
だって、皆さん実際に社会で働いていて感じませんか・・・?
結果が出なくても、過程を努力さえすれば周囲は自分をきちんと認めてくれる。
こんなことって、大人になったらまずないですよね・・・?:( ;´꒳`;):
「めちゃくちゃ営業頑張ったけれど、契約はひとつも取れませんでした!でも頑張ったのでそこは評価してください!!」
これで認めてもらえるほど、世の中は甘くないですよね(^^;)
「私は一生懸命ダイエットを頑張ったのですが、全く痩せませんでした!でも、めちゃくちゃ頑張ったんです!!」
こんなYouTube動画上げても、きっと誰も観ませんよね( ;∀;)
そうなのです。
大人の生きる社会では、間違いなく「過程」よりも圧倒的に「結果」が重視されてしまうのです。
過程ももちろん大切だけれど、やはりその過程を結果に繋げていくことや、それを意識することも、とても大切だと思うのです。
だから私は「結果ではなく過程を褒める」ではなく、「過程も結果もどちらもきちんと認めて、相手に敬意を払いたい」派閥です(´艸`)
ちなみに、個人的には「褒める」というスタンスも少し違う気がしています。
「褒める」は上司が部下に、先輩が後輩に、先生が生徒に、などなど目上から目下の人間に行うニュアンスが強いかなと思っています。
子どもは子どもなりに、自分の今の能力で出来ることを毎日頑張っていて、それを大人だから「褒めてあげる」は少し違う気がしています(^^;)
例えば、金メダリスト相手に「褒めてあげよう」なんて偉そうなこと思いませんよね。
純粋にすごいと思うし、敬意を込めて称えますよね。それと同じです。
「褒める」というよりは、素直に頑張っていることや、結果を認めて相手を尊敬する思いを伝えたいと思っています。
言葉は「すごいね!」でも「さすがだね!」でも「頑張ってるね!」でも、気持ちが伝われば正直なんでもいいと思っています(*^^*)
「結果を褒めると、結果ばかりを気にして失敗を恐れる子どもになる」
このフレーズも、割とよく見かけますね。
でもこれって、大切なのは「褒める」or「褒めない」どちらを選択するかではないと思うのです。
まずはきちんと「頑張る意味」を子どもと話し合うこと。
すぐに結果が出なくても、「頑張る」を続ける先に「成功」や「結果」はついてくるもので、「失敗」はそのための過程なのだということ。
これをきちんと子どもに理解させることが大切なのだと思います。
以前観たYouTubeの動画内でホリエモンこと、堀江貴文さんがとても良いことを仰っていました。
「失敗って言葉が悪いよね。失敗じゃなくて、部分的成功とか言った方がいいよね。」
そもそも「失敗」が悪いことだと思うから、挑戦が出来なくなる。
だから、親としてまずやるべきことは、結果について「褒める」or「褒めない」の選択をすることではないと思います。
結果を出すことは絶対に大切。
でもその過程に失敗があるのは当たり前だし、失敗をしないで成功をする人なんていないんだよ。
これを、きちんと子どもに教えることが重要なのだと思います。
これを知っている子どもは、結果を褒められてもそれは自分の頑張りに対する当然の評価だし、その結果を出すための失敗は、必要なプロセスだと感じるのではないかと思います。
だから私は過程も結果も、どちらも素直な気持ちで認めて、敬意を示したいと思っています(*^^*)
別にね、君は天才だー!!!
(ママの中でね❤)
これでもぶっちゃけいいと思うんですよ。
こんな風に褒めたら井の中の蛙になるとか言うけれど、子どもだって馬鹿じゃないですよね。
そのうち「こいつ俺よりも天才かも!?」ってお友達が、ほっといても山ほど現れます(笑)
その時に子ともがどう感じるのかをきちんと聞いて、じゃあそこを超えていくために何をすればいいのかを一緒に考えればいいだけだと思います。
挫折でも、諦めでも、悔しさでも、どんな気持でもいいから、親子でひとつひとつ向き合っていくことが大切なのだと考えています。
「自分の親はどんな自分であっても、無条件に認めてくれている。」
少なくともこの気持ちさえ持っていれば、例え大きく挫折しても、再起不能になるなんてことはないと思うのですよね(^^;)
だって、そもそも出来ない自分でも認めてくれる存在がいるわけだから。
「褒められないと出来ない子」というのは、言い換えれば「褒められる」ということでしか、自分の存在価値を認識できない子ってことですよね。
そもそも出来なくても親から無条件に自分の価値を認められてさえいれば、「褒める」はその子の中で加点にしかならないと思うのです。
だから、結果を「褒める」or「褒めない」なんていう現象面だけの話で捉えるのではなく、子どもにきちんとその理由や背景を話すこと。
結果を求めることはとても大切なことだけれど、結果が出なくてもあなたを間違いなく愛しているし、結果につながる方法を一緒に考えるよ。
こういったことをきちんとわが子に伝えていくことの方が、子どもの成長にとっては遥かに重要だと思います。
育児は「既製品」ではなく「フルオーダーメイド品」だと思っています。
きちんとわが子と向き合って、とにかく観察して、この子を伸ばすためにはどのようなアプローチが有効かを研究しまくる。
答えは「〇〇子育て術」ではなく、自分の子どもの中にしかないと思っています。
もちろん、育児本もそれなりにヒントにはなるとは思いますが・・・(^^;)
でもそれは、誰かが別の誰かのために考え出したひとつの方法論でしかありません。
息子のためだけの育児方法を見つけてあげられるのは、基本的には夫と私です。
そういう気持ちを忘れずに、今日も息子と向き合っていけたらいいなぁと思っています( *˙ω˙*)و
つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
記事を読んで気に入って頂けたら、「スキ」、「フォロー」を頂けるととても嬉しいです(´艸`)
▼『子育てで思うこと』関連記事はこちらです☆
もしも記事を読んで気に入って頂けましたら、「サポート」よりも「フォロー」または他のnoterさんへぜひ記事のご紹介を頂けると嬉しいです(*^^*)