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猫の吉報

嬉しい知らせが届いたので、今日は家猫のことを綴っておこう。

家猫の両眼の調子が良くなくて、目やにのような汚れが固まって取れない状態が10日程続いたため、動物病院への通院が始まったのが4月半ばだった。
キャリーバッグに入れられると連れて行かれる場所はわかるようで、それを目にしただけで全力疾走する家猫を捕まえるのに、毎回ホントに難儀する。
あまりに元気良く、縦横無尽に駆け回るため「病院行かんでもいいか?」と錯覚するほどだ。

通院し始めの頃、ちょうど狂犬病予防接種の時期と重なって、動物病院の待合いにはいろんな犬種のワンちゃんで溢れていたこともあり、日頃なじみのない声や匂いにとんでもなく怯えているキャリーの中の家猫。
それ以上は丸くなれないだろうと言うくらい丸まって、頭がどこだかわからなくなっている。
可愛そうなので受付を済ませて外で順番待ちしていたら、おそらく同じような理由で外にいる猫飼いさんが数名居て、それだけなのになんだか親近感が沸くから面白い。

アレルギーっぽいという事で眼軟膏を処方してもらい自宅での手当てを続けてみたが、なかなか症状が改善しなかったので、GW明けに猫感染症の検査をすることになった。
6種類の感染症の鑑別をする。

2022,0429 


結果が出るまでは、眼の周りを根気よく洗って眼軟膏を塗ると言う手当てを朝晩繰り返す日々なのだが、家猫の眼の前で何かチラつかせるだけで頭が左右に動くし、濡らしたコットンを眼に当てると手(正確には前足)で強めに拒否するため、作業はとにかく難航する。
家猫にとっては余計な世話なのだろう。気持ちはわかるが我慢してもらうしかない。こちらも嫌われるかもしれないリスクを負っているのだ。
連日の苦行に家猫も観念したのか、ものすごく嫌々ではあるが大人しくしてくれるようになって、これだけ繰り返すと私の手技もさすがに上達した。

2022,0518


そして先日、6種類の感染症すべて陰性だと言う検査結果が届いた。
よく遊ぶし、よく食べるし、体温も高くないし、普段と変化なく過ごしていたから大丈夫じゃないかと思ってはいたが、結果として届くとほっとする。
安心した。
ここ最近で一番の吉報だった。

右眼がもう一息



日課のニャルソック中


余談。
寝転がったまま身動きもせずに爪切りされている猫や、お風呂好きな猫、ご飯を少量ずつしか食べない猫(いわゆる猫食い)など、いろんな猫の様子をYouTubeにお薦めされるたびに観るけれど、我が家の猫にはひとつも該当するものがないため、違う世界線の話だと思っている。