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私の好きな佐賀弁
突然ですが、私のふるさと・佐賀の言葉をご紹介します。
佐賀弁と言っても、佐賀の中でも地域によって言葉が微妙に違います。
私の故郷は長崎に近いところで、どちらかといえば長崎弁に近いところもあり、ただ、長崎市は佐賀から遠いので、直球の長崎弁とも異なるかと思います。
佐賀を離れて、もう20年以上経ち、佐賀で育った期間よりも関東で暮らした時間のほうが、いつのまにか長くなってしまっていました。
そのため、もうネイティブの佐賀弁はおしゃべりできないかもしれませんが、それでも私は方言が大好きです。
佐賀弁だけではなく、それぞれの地元の言葉があることは素晴らしいと思っています。
大学時代、教育実習でも方言を扱ったほど、私にとって方言は特別なものです。
今日は私の好きな佐賀弁(私の地元の方言は佐賀弁の代表ではないので厳密には佐賀弁と言っていいのか不明ですが)、ベスト3をご紹介します!
第3位
そいぎねー
そいぎんたー
そいぎー
そいぎん
「そしたらまたね」という意味があります。
学校からの帰り道、お友達と別れるときに言ったりします。
「そいぎ気ぃつけんしゃいねー」(そしたら気をつけてねー)など。
「ばいばい」「さよなら」よりもライトなお別れの言葉です。
ライトだからこそ、重いお別れのときに使うとぐっとくる言葉です。
もう会えないとわかっているときなどに使うと、優しいお別れとなります。
そんなふうな使い方ではなくても、普通の「またね」でいつも使っていました。
第2位
~しよらす
~しちょらした
~言いよらした
~来らす
食べらした
尊敬語と普通の言葉の間にある中間尊敬語です。
目上の人に対する尊敬語のかわりにもなるし、お友達やペットに対しても使える、オールマイティー尊敬語って感じです。
親に対して尊敬語を使うのは、用法として間違っていますが、このオールマイティー尊敬語は使ってもOKです。
先生に尊敬語を使わないと怒られますが、オールマイティー尊敬語はOKです。
関東に来て、この中間尊敬語が使えないことにとても困りました。
尊敬語を使うほどではない場面でも、普通の言葉ではなんだか失礼な気がしてしまうのです。
この中間尊敬語は、標準語でも使えるようになってくれたら便利なのになと思っています。
第1位
好いちょっ
そのまま、「好き」という意味です。
客観的に聞くと響きがかわいい。
とても関係性が近い感じがする「好き」です。
「好いちょっけん、つきおうてー」(好きだからつきあって)など。
第3位から第1位までをまとめて…
「〇〇くんは、〇〇ちゃんば好いちょらすごたっけん、はよ行ってやりんしゃい! そいぎねー!」
みたいな感じです。
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本日も読んでくださって、ありがとうございました★