「がむしゃら」じゃダメだった
ひたすらミシンを動かした1日。
1目ずつ、1目ずつ縫う練習です。
何時間もやっていると
頭がくらくらしてきます。
どこを見ているのかわからなくなって
まさに目が周る感覚です。
教室にある昔ながらのミシン。
古いデザインはとても好みなのですが
なかなか難しいんです。
●がむしゃらじゃダメだ
足の踏み具合で、
ガーッてすすんで
1目縫うはずが、5目ぐらい行ってしまいます。 あー。
この古いタイプのミシンを使っていると
自信が喪失してしまうので
これまで最新型のミシンばかり使っていました。
でも
「これではダメだ!最新型にばかり頼ってちゃ、スキルがあがらん!!」
ということで
授業のない今日は
1日この子と向き合うことにしました。
まずは午前中、
がむしゃらに2時間。
一息ついて。
ふと、この2時間を振り返ってみて
「ん??ちょっとは上達したかな?」
答えは、確実にNOでした。
がむしゃらにペダルを踏み続け
「1目だけ、1目だけ」と唱えては
たまに成功するけれど
ガーッと3目、5目進んでしまうことが
まだあります。
これじゃ昨日と同じです。
●ちゃんと失敗から学べ!
「失敗は成功のもと」
というので
「どんなに失敗しても、がむしゃらに
やり続ければ成功する」
と思っていましたが
違いました。
失敗しても、そこから学ばないと
いつまでも失敗を繰り返します。
そう思って
引き続き
ミシンをカタカタする中で
✔︎足を置く場所
✔︎椅子の高さ
✔︎手を押さえる位置
✔︎手元照らすライトの角度
などに注目して
様々なことを試してみました。
すると
私にとって、椅子が高いこと
手の場所やライトの影響で、縫い目に狂いがあることが分かり
少しの修正で
ミシンの使いやすさが全く変わりました。
そして、ずっと課題だった
フットペダルの踏み具合の調節が
少しずつうまくいくようになり
失敗がドッと減りました。
失敗しても、やり続けることは大事!
しかし、ただ続けるだけではなく
その失敗をいかに分析するか
が1番重要だということに気付かされました。
まだガタガタだけど
1目1目ずつ縫う練習が
少しずつカーブ部分を美しています。
さらなる綺麗なカーブを目指して
がんばる🐘