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糸島暮らしご機嫌元氣「薪取会に初参加」
薪ストーブ
2022年10月中旬に糸島に引っ越して、薪ストーブのある暮らしになった。
人生初の薪ストーブ、去年は薪ストーブ専門店(こういう専門店があることにビックリ)に来てもらい、ストーブのメンテナンスと、軽トラ1台分の薪を購入した。経費合計で10万円近かった。けっこうな出費である。
毎年、このくらいかかるのかしらん。
だとしたら、無職年金暮らしにはちょっと厳しいわ~。
しかし、すでに薪ストーブの良さを十二分に体験してしまった。
せめて薪だけでもなんとか安く手に入れられないものか。
昨冬はよほどの寒さでなければ薪ストーブを焚かず、チビチビしか薪を使わなかったので、購入した半分量が残った。
今年はこれで乗り切れるかしらん。
なんぞと考えていた折、ご近所のヒメノさんからナイスなお誘いをいただいた。
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なんといっても炎を見てるだけで癒される。
猫繋がりのヒメノさん
ヒメノさんは、今年2月にタオが脱走した際、非常にお世話になった方である。大の猫好きで薪ストーブ族。
「ナンリさん、薪取の会に行ってみますか?」
「はい、ぜひ!」
毎週水曜日の午前中、会員で薪の切り出しや運搬作業などをするのだそうだ。
さいわい体力だけはある。木の伐採や重いものを運ぶのも和歌山の古民家暮らしで培ってきている。からだを動かすのは苦にならないほう。
なんと年会費1000円で、好きなだけ薪を持っていていいそうである。
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ヒメノさんがタオを捕獲してくれたドラマは下記から、どうぞ▼
薪取会初参加
さて、当日はヒメノさんの軽トラに便乗して、薪取りの現地に向かう。
車中、ヒメノさんから薪ストーブについて、いろいろ教えてもらう。
「ボク、今は安納芋を焼いて食べてますよ」
「薪で焼き芋は美味しいでしょうねぇ、じゅるる~」
30分ほどで、この日の山間工事現場に到着。
おお、なるほど薪になりそうな木がたんと積んである。
山の上ではブルドーザーがガンガン、木をなぎ倒している。
こういう木を貰うんですな。
やがて、会員さんたちが続々集結してきて、特に手順を決めるでなく、自然な流れで作業が始まる。
軽トラの荷台に木を積み込む人。
チェーンソーで長めの木を切断する人。
自宅で薪割りをする人は、長いまま、太いままの好みの木をマイカーの荷台に積む。
うちの場合は、置き場所が狭いので、薪にしてからじゃないと無理だな。
ベテランらしきオジサマたちが言う。
「こういう楽な現場は珍しくて、山の斜面を木を担いで降りなきゃならんとこが多いんですよ。今日は積み込みも楽だし、天国だわ」
そうなのね。
基本、作業中心であまりしゃべらなくてもいいので、氣がラクである。
黙々と木を運ぶ。
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グローブ、長靴、帽子、手ぬぐいも。
薪置き場
荷台が満杯になったら、薪置き場に運ぶ。
会で空き地を借りているのだそう。
昨日は現場と薪置き場を3往復した。
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ヒメノさんが入会した当初は、軽トラ所有が条件だったとか。
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目指せオーロラ
3時間の作業を終え、帰りの車中でヒメノさんとの会話。
「おかげで今年は思いっきり、薪を燃やせます」
「うまくするとオーロラが見えるかもしれません」
「なんですか、オーロラって」
※燃焼温度と空気の吸気量の条件が整うと出現する炎。時に青色が混り、炉内全体が、ゆらゆらとした揺らぎを見せる燃焼状態をオーロラバーンという。
おっほほ、我が家でオーロラ、また楽しみができた。
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「水道水は飲む氣になれないんですが、ストーブで沸かしたお湯ならコーヒーを淹れても平氣なんです」
すぐに試してみた。
たしかに!
これなら、冬の寒い時期、水を汲みに行かなくても済むかも……。
驚くべき薪ストーブの力、パチパチパチパチ。
来週は薪置き場の整備作業、頑張りまーす。
続く