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嫌われる勇気②

こんにちは!はまゆうです。

執筆現在、台風の影響で雨が滝のように降っておりますが、皆様の地域は大丈夫でしょうか?

さて、今回は、次回の続きから、嫌われる勇気について語っていきます、お付き合いいただければ幸いです🤗

前回は、「課題の分離」まで、お話しましたね。

承認欲求を求めず、他者と切り離して自分を考える。嫌われたって関係ない!

「嫌われたって平気!って思えたら苦しんでないわ!」

そうですよね、嫌われても平気だと思うには、勇気が必要です。私も勇気が出せれば、悩まずに生きてきたと思います。

その、勇気の出し方も、この本には書かれています。

それは、共同体感覚を持ち、他者貢献によって、所属感を持つ。

分かるような、分からんような😑

そもそも共同体感覚って何?ってところなんですが、まず、共同体とは、生物・無生物・過去・未来など宇宙のすべてであり、自分もその共同体の一部である。というのが共同体感覚です。

身近な言葉で言うなら、神羅万象ですかね。

何を言ってるんだ?って思いました?私は初めてこの本を読んだとき思いました。

そりゃ、そんな広い心で世界を見られたら悩まんわ!

と、思いますが、いったん置いておいて👐

他者貢献によって、所属感を持つ、というのは、居場所を得るために、他者の為になることをする。と言うことです。

それって承認欲求を満たすってことじゃないの?

と、思いますよね?ところがどっこい。他者貢献は、自分のためであり、勇気を持つために必要なんです。

「情けは人の為ならず」という、ことわざがありますよね。

あれ誤用されがちなんですが、情けをかけておけば、回りまわって自分に良い知らせが帰ってくる。という意味。

誰かに良いことをすることで、私は、必要とされてるんだ!と思えれば、目の前の人間1人、2人が自分の事を嫌おうが構わないって、考えよう。ということなんですね。

じゃあ、人の為になれないなら、不必要なの?と思われるかもしれません。

アドラーは、「行為のレベルではなく、存在のレベルで見れば、すべての人が役に立っている」と言っています。

私達、ついつい。損得勘定で、いろんなことを考えがちですが、もっと純粋な気持ちを思い出してみましょう🙄

大好きなおばあちゃん。かけがえのない子ども。親愛なる友人。愛すべき恋人……。

みんな、そこに居てくれるだけで良い。

それが存在のレベルで人の役に立っている。ということなんです。

どんな人でも、社会から完全に外れて暮らすことはできません。

どんな小さなことでも、何かしらの形で、他者と関わっています。

いつも、通りがかると挨拶してくれるおじいちゃん。毎日パンを買いに来る、親子。ジョギング中すれ違うお兄さん。

私、毎朝出勤時に、いつも撫でさせてくれる名も知らぬ、ダックスフンドと飼い主のおじちゃんに出会うんですけど、突然合わなくなったら心配です。

そういう人、少なからず皆様にもいるんじゃないでしょうか?

そう考えてみれば、みんな誰かに貢献しているし、貢献しているということは、みんな幸福になれる。

それがアドラーの理論です。シンプルで、分かりやすいですね😊

この話を聞いて「じゃあ、どんどん人をほめて所属感を出してあげよう!貢献だ!」っていうのは、また、別なんですね。

「人間褒められたら嬉しいじゃん!」

確かに、褒められたら嬉しいです。でも、そこには意識しているかどうかはともかく、上下関係が存在すると、思いませんか?

例えば、家に遊びに来た友達が、お皿を洗ってくれたとします。

「偉いね」っていいませんよね?大体の人が「ありがとう」って言うと思うんです。それは友人同士が対等な、横の人間関係だからです。

対して、褒める・叱るという、上下のある人間関係を縦の人間関係と呼び、相手を操作する目的で行うものだとしてアドラーはこれを否定しました。

じゃあ、横の人間関係では、他者を評価しないのか?

これもまた、間違いであり、横の人間関係では、感謝を伝えることに重きを置きます。

ありがとうと言われることで貢献を知る。貢献を伝える。みんな、同じではないけど対等であると、するのが大切だ。

でも、自分は、そうしたいけど。他の人がしてくれなかったら?

自分は対等に相手を見ているのに、相手に上から目線で話されたら腹が立つ😡

アドラーは、昔、同じことを質問されたそうです。その答えは。

要約すると「他人が同ではなく、今変わるべき」

全文は、ぜひこの本を読んでみて、ご自分で確かめてみてください。長いから打つの面倒ってわけじゃないですよ😗

アドラーは、変わることができれば、だれしも、幸福になれると、語っています。

「目的論」でもあったように、人は必ず目的に沿って生きています。

不幸から、抜け出せないではなく、抜け出さない。

「このままでいる」という選択。

その、勇気を出して、自分を、世界を変えられるのは自分だけで、人生の答えは自分しか見つけ出せない。

その答えを見つけるためには、「肯定的な諦め」をすることだと、アドラーは言っています。

「肯定的な諦め」とは、自分に何ができて、何ができないか考え。自分を受け入れること。

それができるのは、他のいつでもない「いま、ここ」であり、「いま、ここ」が充実していれば、人生は十分であるとしています。

でも、これって当たり前のことですよね。難しいんですけど😑

ついつい、昔ああしてればな、とか、将来の不安がな、とか余計なことを考えてしまいます。

でも、過去の後悔を生かせるのも今しかないし、将来へ向けて、頑張れるのも今しかない。

結局、人間って今しか変えられないんです。

でも、その変わろうとする努力の中で迷ってしまったら?立ち止まってしまったら?

それにも、アドラーは1つの答えを出しています。

他者に貢献する、という「導きの星」を見失わなければ、どれだけ迷っても、立ち止っても、なにをしてもいいと語っています。

冒頭から、何度かお話ししていますが、私はこの本にすごく影響を受けています。

救われもしましたし、変わりたくて転職も決めました。

最後に、この本を読んで私が変わったな、自分。と思うエピソードを1つ。

冒頭からちょこちょこ登場している、会社の上司はすごく気分屋で、やたら褒めるときと、やけにこき下ろすときと振り幅が広い人なんです。きっと皆さんの周りにもそういう人いますよね😑

凄い腹が立って、若干切れ気味で言い返すこともあったんですが、それって結局、上司を自分の思い通り動かしたい、って思ってたんだなって気づいたんです。

思い通りに動いて、出世したいわけでもないのに、一体何をしたいんだろう、って考えてみたんですが、その先って何も無かったんですね。

1円も利益にならないし。恨みつらみだけが積み重なっていく。

多分、向こうも反抗的な部下に腹が立って余計やる。

上司に変な噂を流されたこともあって、最初かなり怒りました、上の立場のくせにそういう事言いふらすなんてどうよ、とか思いましたけど。

この本を読んだから、何もしなかったんですね。

いつも通り、仲間と楽しく仕事をする。もちろん、こんなこと言われてるよ、大丈夫?どうなの?って心配しながら、もしくは、面白半分で聞きに来る人たちに。

言わせといたら良いですよって。

怒ってくれる人もいたんですけど。その話聞いて、もう何年も積み上げた私の信頼って、そんな簡単に崩れないと思ってるんで。って言ったんです。

私、何言われてもちゃんと仕事してるっていう事実は変わらないですから、って。

面白半分な人は大体、これでどっか行きます、面白くないから。

心配してくれる人には、そうだね、って言ってもらえたので。それで十分じゃないですか、放っておきましょうよ。今ブームなだけですよ。って伝えて自分の周りを鎮火しました。

これ、アドラー心理学を使ってて。まず「課題の分離」をして、悪口を言いたいのはそちらの課題、自分の周りの人には穏やかでいて欲しいのは私の課題と考える。

それを解決するために、「肯定的な諦め」をして、上司が悪口言うのは止められない、じゃあ、どうやって周りの人を穏やかにするか。

一番は言われた本人が気にしない事。本当に気にしてないと言葉で伝える事。

だって、私職場の人たちにサーフィン連れて行ってもらえたり、ご飯いったりして凄く楽しく働いてるんですよ。自慢ですこれ😁

なので、徳しないじゃないですか、っていうのも伝えました。どうせやるなら楽しく仕事したいのに、あんな人に言われて、イライラするのもったいないですよって。せっかく楽しいのに。とも言いました💪

結果。ちょっと時間かかりましたけど、私は穏やかな環境を取り戻しました。上司も最近は構ってきませんし😊

大勝利💪

この本に、出会う前なら、大喧嘩して、上司を泣かせて復讐していたかもしれませんが……。

この本に出会うことによって、私は、人生を変えている途中です、本当にこの本に出会えてよかったと思っています。

みんなが、みんな、この本に感動して、人生が変わるわけでは無いと思いますが、一読の価値は十分かと、思いますので、ぜひ🤗

想抄紙、嫌われる勇気編、これにて完結です!最後までお付き合いいただきありがとうございます!

それでは皆様、また次回もどこかで、おやすみなさい🛌








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