波乗り上手なポケモンたち
本記事では、タイトルから分かる通り、皆さんご存知の「ポケモン」について書いてみる。
しかしその前に断っておきたい、重要なことがある。
それは、私はポケモンのことをほとんど知らないということだ。
では、”ほとんど”とはどの程度を指すか。
テレビアニメは観たことがないし、ポケモンのゲームソフトも持ったことがない。ポケモンカード(以下、ポケカ)も、1枚も持っていないし、触れた記憶すらあまりない。
それなのに何故か、小学生の時に、毎年夏に公開される映画だけは観に行っていた。と言うのも私には、同じ小学校で尚且つ親同士も仲の良い2人の友人がいた。
その2人はポケモンが好きで、映画も毎年楽しみにしていた。
小学生の時の映画館は、特別な遠出だ。しかも仲良しの友人と行けるとなると、尚更特別だ。そんな特別なイベントとして開催された”ポケモン映画鑑賞会”に、ポケモンを知らない私も招待してもらっていたので、有り難く参加していたというわけだ。
つまり、私のポケモンに対する知識は、小学生の時に観た映画数本のみということになる。
「そんな人間がポケモンを語るな!」そう思われる方も多いだろう。
ところが私は、そんな人間だからこそ客観的に語れることがあると、勝手ながら思っている。
そして、ほとんど知識がない私も、実はポケモンの世界に少し惹かれている。
そのきっかけとなった、ポケモンの決して廃れぬ強さについて、素人なりに書く。
予防線を張るようで情けがないが、何度も言うように、私はこの分野においてはど素人だ。
ポケモンに限らず、アニメはディズニーとジブリのみで育ったと言っても過言ではないくらいなので、テレビアニメ・漫画には精通していない。
日本に誇るコンテンツの中で、特出した存在
日本には、様々な”世界に誇るゲーム、漫画、アニメコンテンツ”が存在する。
私でも知っているような、代表的なものは・・・鬼滅の刃、呪術廻戦、鉄腕アトム、ドラえもん、ドラゴンボール、NARUTO -ナルト-、ポケットモンスター、ONE PIECE
・・・挙げきれない!
それほどに、日本のゲーム、漫画、アニメ作品は国内外で愛されている、日本の文化の一つなのだ。
しかし、その中でもポケモンは素人目から見ても、一線を画していると思う。
無論、他の作品を下げるつもりは毛頭ないが、ポケモンはいい意味で、少し違う。
飽きられることなく、常に私たちの傍にいるような気がする。
それは何故か?
常にブームであり続けるコンテンツ
見出しの通りポケモンが常にブームであることがポイントだと考えている。
前述した作品の他にも、日本で生まれた多くの作品が国内外で根付き、愛され続けていることは言うまでもない。
しかし、ことポケモンに関してはさらにその先を行き、根付いているうえに、常に最先端のブームを作り続けているのだ。
ブームになっていれば、”安定の存在”という確固たる地位に加え、流行の移り変わりが早いこの時代でずっと”求め続けられる存在”にもなり得るのだ。
なぜブームであり続けるのか?
ブームとは、その時々を生きる人々の生活や思考の変化によって起こる。
生活が変われば、思考も変わる。思考が変われば求めるものも変わり、伴ってブームもコロコロと変化していく。
そんな中、ポケモンが常に我々の傍にいるような気がしているのは、
ポケモンがいつの時も、時代のニーズを読むことと、そのニーズに応えることが巧みであることが要因だろう。その巧みな先読み術と常に張られたアンテナによって、いつも全世代を虜にしてきた。
上記でポケモンの歩みのうちのほんの一部を、かいつまんで紹介した。
公式大会で、国民的となったポケモンゲームのファン同士の交流が叶った。
ポケモンGOでスマホでポケモンが遊べるという時代のニーズに応えた。
一番くじのようなレアものへの価値意識が高まると、ポケカのブームが再来した。
コロナ禍をきっかけとした健康志向の高まりに、ポケモンスリープが応えた。
ブームであり続けるポケカが、ついにスマホの中でいつでも持ち運べるものになった。
このように、ポケモンは絶えず我々の生活圏におり、「あったらいいな」を強力なIPで叶えてくれている。
これが、ブームであり続ける所以だ。
昨日リリースの、スマホでポケカができるアプリが、どれだけの規模でブームになっていくかは定かではないが、すでに注目を集めていることは確かであるし、その熱は恐らくどんどんと高まっていくことだろう。
時代のニーズにどこまでも応えてくれるポケモンという存在に、これからも世界中が期待せずには居られない!
1997年生まれ、丑年。
幼少期から、様々な本や映像作品に浸りながら生活する。
愛読歴は小学生の時に図書館で出会った『シートン動物記』から始まる。
映画・ドラマ愛は、いつ始まったかも定かでないほど、Babyの時から親しむ。
昔から、バラエティ番組からCMに至るまで、
"画面の中で動くもの"全般に異様な興味があった。
MBTIはENFP-T。不思議なまでに、何度やっても結果は同じである。
コミュニケーションが好きで、明朗快活な性格であるが、
文章を書こうとすると何故か、Tの部分が如何なく滲み出た、暗い調子になる。(明るい文章もお任せあれ!)
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