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勝つか負けるか

勝負事はそのどちらかしかなく。

王座戦の第4局を朝からABEMAでずっと見ていました。将棋に関してはにわかもにわかなのですが、容赦なく勝ち負けがその場で決まる、それもほんのちょっとしたボタンの掛け違いで的な形で決まるというのが、もしかしたら私は好きなのかもしれません。自分は大概優柔不断だというのに(笑)。

というわけで、藤井八冠誕生の瞬間も見ていましたが、それまで優位に進めていた永瀬王座(敢えて今はこう呼ぶ)が、間違えたことに気づいた時から自分の心の動揺が動作に出てきたんですよね。髪をかきむしったり身体を揺すったり。それまで冷静だった人がそんな風になった。その姿の方に激しく共感してしまい、世間のおめでとう!よかったね!という大騒ぎな気持ちではなく、どこかシーンとした気持ちでいます。シーンとした気持ちのまま感想戦も見てまして、多分この後記者会見まで見るんだろうな、私。

今は感想戦をやっています。時々笑ったりしながら和やかに穏やかに。
素人な私ですが、将棋を見て泣いたのは初めてでした。






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