あつこお姉さん ニューイヤーファミリーコンサート
「B・I・NGO!B・I・NGO!BINGOのビンゴは可愛いね〜」
大阪府吹田市の文化会館にてあつこお姉さんの歌声が響き渡ります。
2023.1.7(土) 13時30分
またまたあつこお姉さんこと小野あつこさんが大阪にやってきてくれました!以前11月にひらパーに来てくれたばかりなのに、こんな新年早々に再びあつこお姉さんに会えるなんて、今年はいいことありそうだ!てかこれがいいことやねんけど。
今回のコンサートは少しだけテイストが違う、日本センチュリー交響楽団さんという本格なオーケストラの方々が演奏されるファミリーコンサートなのです。そもそもオーケストラを生で見ることが初めてなのでどのようなものなのだろう?そこも含めてものすごく楽しみにしてました!
会場に入ると、舞台上にはたくさんの楽器が並んでいます。その光景だけでものすごい迫力!この数の楽器を同時に演奏したらと思うとドキドキが止まりません。
開演時間が近づきます…すると、ぞろぞろと日本センチュリー交響楽団の方々が入場されました。初めてなので分からないことばかりなのですが、オーケストラってこんな感じで登場するんですね、なんだか新鮮でした。
そして開演時刻の13時30分‼︎
いよいよファミリーコンサートが始まります!
交響楽団の方々がそれぞれの位置に着くと、最後に指揮者の"茂木大輔"さんが舞台の中心、指揮の立ち位置に着きました。
茂木さんの指揮で演奏が始まります!
"ドヴォルザーク「謝肉祭」序曲"
日本センチュリー交響楽団さんの演奏。
生で見るオーケストラの演奏ってこんなに圧倒されるんですね‼︎あまりの迫力に無意識のうちに背中が背もたれから離れ、聴き入ってました。
特に個人的に印象的だったのが、コントラバスの方々の弦の動き。ものすごい速さで弾いているのにも関わらず、みなさんの動きがバッチリタイミング合っていてその姿がとてもかっこよかったです!
曲が終了しますと、茂木さんからオーケストラの楽器紹介がありました。
バイオリン、コントラバス、ハープ、クラリネットなど一つずつ丁寧に紹介してくださりました。茂木さんの説明の後、それぞれ少しだけ演奏してくれました。
その中で聴き覚えのあるメロディがいくつか……あっピタゴラスイッチ!その他にもトトロ、さんぽなどなど。
大きい楽器程低い音、小さい楽器ほど高い音が出る。打楽器は通常ドレミファソラシドと音階を出せないけど、確かティンパニーだったかな?それだけは"ド"や"ソ"など色々な音階が出せるらしい。シンプルに勉強なるわ〜
全ての楽器の丁寧すぎる紹介が終わると、さぁさ、ついに登場です!茂木さんがあの方を呼んでくれます!
「うたのおねえさん、小野あつこさんです!」
「皆さん!こんにちは〜‼︎」
やったー!みんな大好きあつこお姉さんの登場だーー‼︎
白に近いシルバーに袖とスカートがピンク色の衣装で登場されました!
会場の雰囲気がガラリと変わり、子供達が待ってましたと言わんばかりに色々なところから嬉しそうな声が聞こえてきました!やはりあつこお姉さんは卒業された今でも子供たちの中で永遠の歌のお姉さんです!
広い会場、その客席に座る子供たち一人一人丁寧に笑顔で手を振っていました。素敵すぎる‼︎この眩しい笑顔の中に歌のお姉さんとしての6年間の凄さが全て詰まっているような気がしました。そしてやっぱり大人も同じくらいテンション上がっています!大きなお友達も同じく気分は上々です!もうこの会場の人達の心の中はみんな子供に戻っています。
あつこお姉さんが舞台に登場されてからの初めのプログラムが始まります。
"「マザー・グース」の童話と一緒に楽しむ ラヴェル組曲「マ・メール・ロワ」"
こちらはあつこお姉さんがタイトル通り童話を読み聞かせてくれて、そのシーンと並行して交響楽団の方々が演奏されるという贅沢すぎるプログラムでした。
あつこお姉さんのが舞台下手の方に座り、読み聞かせが始まる前にまずはセンチュリー交響楽団さんがチューニングに入られます。その間、客席から手を振り続ける子供たちにずっと笑顔で手を振り返しておられました。この方の子供たちを思う気持ちは本当に凄い!ただただ尊敬しかありません。
チューニングが完了して、あつこお姉さんの読み聞かせが始まりました。子供達にお話を届ける時のテンポや声の高さなど、優しすぎるお声での読み聞かせに魅了されました。
続いて "おはよう!"
最近、あつこお姉さんが出演されるコンサートではこちらの曲が定番となっているのでしょうか⁇ひらパーでも歌はまず"おはよう!"でした!大好きだから大歓迎!
そして何よりいつもと違うのは、今回はオーケストラでの生演奏‼︎ センチュリー交響楽団さんの演奏といっしょにあつこお姉さんが歌います!こんな貴重な機会はありません!舞台の下手から上手、色々な場所からあつこお姉さんが歌声を届けてくれます!この曲で印象的だったのが「地球のどこかで始まる〜いつでも新しい朝」の歌詞前のあのメロディ。それがオーケストラの演奏で聴くと曲のイメージが変わりとてもカッコ良かったです!
"アメリカ民謡 こいぬのビンゴ"
プログラムにこいぬのビンゴと書かれていたので、恥ずかしい話てっきりビンゴ大会するのかと思ってました。無知って怖い。
こちらの曲は一緒に手拍子をするとのこと。あつこお姉さんからの説明があります。
「B・I・NGOのところで初めは"B"のところで手拍子、2回目は"B・I"で2回手拍子、最後は"B・I・NGO"のところで全部手拍子してください!全然間違えても大丈夫だからね!一緒にやってねー!」
"間違えても大丈夫!"意外とこの言葉重要ですよね。こういった手拍子の時って間違えたら周りのこと気にして少し恥ずかしくなってしまう…でもあつこお姉さんが大丈夫と言ってくれれば子供達も堂々と手拍子が出来ます!気配りレベル高すぎて歌のお姉さんの凄さがさらっと出ていました。
"こいぬのビンゴ"の曲が流れます。
「ビンゴ ビンゴ しってるかい?子犬の名前はビンゴ」
こんな可愛らしい曲だったんですね。知らなかったのでめちゃくちゃ楽しいです。
「B・I・NGO!B・I・NGO!」
こちらの歌詞であつこお姉さんに合わせてみんなが手拍子します!この一体感が生まれる瞬間がとても楽しい!コンサートの醍醐味だと思います!お姉さんと一緒にリズムを取るのってなんだかパワーがもらえるんです。
この手拍子小節後にある
「B・I・NGOのビンゴは可愛いね〜」
という歌詞があつこお姉さんの歌声で聴くとあまりに可愛いらしくてとても好きでした!
"おもちゃのチャチャチャ"
もう説明は不要と言っていいほど有名すぎる童謡です。
こちらも"おもちゃのチャチャチャ‼︎"のフレーズで自然と手拍子が起こりました!なんだか叩きたくなりますよね、あのリズム。この歌を聴くと"まってたんだよキミのこと"のファミリーコンサートを思い出しました。隣にゆういちろうお兄さん、あづきお姉さん、まことお兄さんの姿がうっすら見えてきた気がします。
ここまで演奏が終わると休憩が入りました。
こちらのコンサート、ファミリーコンサートでは少し珍しく2時間ほどあるのです。てっきり1時間ほどで終わってしまうと思っていたので、こちらは嬉しい勘違い。
あつこお姉さん、茂木さん、日本センチュリー交響楽団の方々が一度退場されます。
20分ほどの休憩が終わると、演奏が再開されました。
休憩明けはまず、オーケストラの方々と共にピアノ奏者"原由莉子"さんのピアノ演奏からのスタートなりました!こんな本格なピアノ演奏を聴くのは初めて、今日は初めてのことばかりです。
"ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調"
プロのピアノ演奏の音色に心が躍りました。僕は上手側に座っていたので、指の動きなどがよく見えなかったのですが、ピアノの屋根から微かに反射する映を見るととてつもない速さで動いてるのが分かりました。あの速さで正確に鍵盤をタッチしてるんですね…凄い…なんか僕みたいなもんがナンジョウピアノだなんて名乗ってしまっててすみません。
コンサートもいよいよ大詰めです!
"オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」より 序曲"
運動会で定番のあの曲ですね!盛り上がるメロディに今にも子供達が走り出しそうです。
楽しかったコンサートもそろそろ終演が近づいてきました。
天国と地獄の演奏が終わります。
会場からの大きな拍手。
そして指揮の茂木さんが退場されます。
え?うそ、もうあつこお姉さん出てこないの?
その事実にショックを隠せません。
てっきりまたどこかで登場されると思ってました。
まあでもあの瞬間楽しかったからいいか……
ん?どうやら様子がおかしい。
会場の拍手が鳴り止まない。
なんだこれは?……もしかして、アンコール?
オーケストラでもアンコールあるの?
すると茂木さん、原由莉子さん、そしてそしてあつこお姉さんが再登場されました!
やったーーー!待ってました!ありがとう!
演奏される曲に合わせてあの素敵な笑顔で客席に向かって手拍子するあつこお姉さん。最後まで色々な表情を見せてくれました。
曲調が静かな時には元々大きな目をさらに大きく開いて「静かに〜」といった表情で曲に合わせて手を振り、逆に激しい演奏になった時には、全力笑顔で大きく口を開けて手拍子‼︎
最後の最後まで客席に元気とパワーを送ってくれます!
そんなラスト曲もついに演奏終了。
あつこお姉さんから最後にみんなにご挨拶。
「みなさん本日は本当にありがとうございました‼︎」
いやいや、ありがとうとお礼を言いたいのはこちらの方ですよ‼︎ 何度も大阪までわざわざきていただいてありがとうございます‼︎ また是非来てください!絶対に行きますので笑笑
ご挨拶を終えて舞台から退場される際、下手側から退場されるのですが、右隣にいらっしゃった大きなドレスを着た原由里子さんの前か後ろを通ろうとしたところ、最後一緒に退場されていたあつこお姉さんがなんだか素敵でした。
舞台から見えなくなるまで本当に最後の最後まで手を振っていらっしゃいました。
楽しかったニューイヤーファミリーコンサートも本当の本当に閉幕。
年明け早々、とても素敵な舞台を拝見させていただきました!2023年、あつこお姉さんからの笑顔パワーを頂いて最高のスタートが切れました!もしかしたらもう今年のピークかもしれません!
帰り道ずっとこの曲が頭の中で流れていました。
「B・I・NGO!B・I・NGO!BINGOのビンゴは可愛いね〜」
また是非大阪にいらして下さい!
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