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2023年11月に読んだ本まとめ

今月は全然本読めてないなぁと思ったので、読んだ冊数をグラフ化してみました。

月別読了数202311

意外なことに当たりが多くてテンションの上がった先月の倍、今月は本を読んでいることが分かりました。時間は有限なので今以上に本を読むためには何かやっていることを削らなくてはなりません。ただ、時間の確保と同等かそれ以上に何を読むかってのも大事そうですね。今月は紹介しようと思えない本が多かった気がします。。。時間を増やすのは難しいので、事前に情報を集めて厳選してから読むことで質を上げる必要がありそうです。

印象に残った本

今月は『信長の原理』が非常に印象に残ってます(というか、まだあと25%ぐらい残っているので、現在進行形で印象を作り続けているのですが)。もともと戦国時代に興味はなかったのですが、年々知ってることが増えるにつけこういった本も面白く読めるようになってきました。『黒牢城』とも時代が被ってますしね。
こと『信長の原理』は組織論で言われる「20:60:20」の法則や、信長の家中の人間関係や政治力学などに焦点を書かれていて個人的には大好物の部類です。

文芸書

伊藤 計劃著
『メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット』

ファントムペインもゲームとしては悪くはないんですが、MGSに衝撃を受けて、それ以降シリーズを追ってきた私としては、MGSから続くストーリーを総括するガンズオブザパトリオットはシリーズの中でも一番好きな作品です。

そんな、好きなゲームのノベライズなのでどうしてもハードルは高くなりがちなのですが、これはその高いハードルを軽く超えてくる素晴らしい小説でした。

ストーリーの語りをオタコンに託したというのも、映画的なつくりのMGSのノベライズには丁度良かったように思います。電子レンジの中をスネークが進むシーンは、語り部であるハル・エメリッヒと一緒にこれまでのスネークを思い出しながら涙したのですが、これもスネーク視点で描いていないからこその感覚だったのかなぁと思います。

垣根 涼介著『信長の原理』

立ち位置が違えば、理想の人物像も違うってのは今も昔も変わらん気がするなぁ。最後の方に出てきたからなのか明智光秀と松永久秀が印象に残ったなぁ。明智の優秀さを測れる信長が優秀と言う話と、久秀の常識に囚われず一から論理の飛躍なく世界観を組み立てられるってのは、それはそれで一つの才能だと思うのよね。方法序説とかとも通じる気がする。

その他

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

天邪鬼でみんなが盛り上がったときにはなぜか引いてしまう私のような人は肌で感じていることが、実験結果と考えられる理論で紹介されているのでスッキリする本。

先月

昨年


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