留学先での上手な時間の使い方
こんにちは、kikiです。
今日は私が留学先で行っていた成績アップの秘訣や、時間の使い方について紹介していきたいと思います。(この記事は日本の大学へ進学したい方向けです。)
留学に勉強は必要?
英語圏で生活しているのに、さらに自分で英語を勉強する必要ある?と思う方いるかもしれません。ごめんなさい、それは人によります。必要?って書いといて答えが人によるって、なんて無責任なのでしょう。でも人によるとしか言いようがありません。
私の場合勉強が必要でした。なぜかというと、記事の冒頭にある通り、日本の大学進学を目指していたからです。
まず基本事項として、日本の帰国子女入試は当日試験での小論と面接はもちろんのこと、英語能力試験の結果、そして学業成績も加味して合格者をだします。(有名私立大学の国際教養学部は小論と面接はありませんが。)
ということは、海外高校での良い成績と良い試験結果を留学中に出さないといけないのです。帰国子女入試対策は、留学中から始まっていると言っても過言ではありません。
成績はともかく、英語能力試験に関しては帰国後に対策しても問題はありません。死ぬほど忙しいことが大好きでいつも何かに追われていたい❤と思うドMには。
帰国後にTOEFL/IELTS対策、小論、志望理由書作成、面接対策、、、などを3ヶ月、人によれば2ヶ月半で完璧に仕上げなければなりません。私には無理です。
私は日本に戻ったらぜっっったいに英語力が落ちると思ったため、留学中に英語試験対策を行いました。
kiki流・学業成績の上げ方
まず授業の成績の上げ方について説明していこうと思います。
一般的に良いとされている成績はA,B(100-76%)といった辺りでしょうか。
私の場合、学校がセメスター制で、日本の学校のように一年中同じ科目を勉強するのではなく、一学期に選択した4教科、二学期に別の4教科 といったふうに授業をとります。
まぁ、まずは私の2年間の時間割を見てみましょう。( )は評定
Grade11 の一学期
1限目:コミュニケーション12 (B)
2限目:クッキング11 (A)
3限目:ハウスデザイン12 (A)
4限目:ELL/イングリッシュ11 (A)/(B)
Grade11の二学期
1限目:数学12 (A)
2限目:生物11 (B)
3限目:将来設計11 (A)
4限目:ELL/イングリッシュ11 (A)/(B)
Grade12の一学期
1限目:心理学12 (A)
2限目:イングリッシュ12(A)
3限目:ティーチャーアシスタント11(A)
4限目:ラーニングストラテジー12(A)
Grade12の二学期
1限目:ティーチャーアシスタント12(A)
2限目:ラーニングストラテジー12(A)
3限目:歴史12(B)
4限目:生物12(A)
といった感じです。
成績は普通といったところでしょうか(本当はね、割と自分でも頑張ったと思うんだけどさ、全てA取っちゃう人とかたまにいるからさ、可もなく不可もなくっていう感じでつ。)
ノンネイティブなのにも関わらず、なぜ一般的な評定をもらえたのか。
それは課題の提出率が100%だったからです。(99%の確率で好成績を取りたいのであれば、先生によく質問するべき!とか言いたいんですけど、人見知りで人と話すことが出来なかった私はそれを実行できなかったので。)
話を戻しましょう。
皆さん、宿題を提出するって、当たり前のことですよね?まさか、「さーせん!まじで、昨日やったんすけど、家に置いてきちゃいました!いやこれまじなんすよ先生!」っていうのが日常茶飯事の方、いませんよね???
まあ、カナダでは正直先生によって扱いは違います。「わかった、じゃあ明日提出でいいよ!」って優しく言ってくれる先生もいれば、「提出していない?それは君の責任だよね?評定下げます。」っていう先生もいます。後者で嫌な思いをしないためには、宿題を提出しましょう。ていうか、遅れた宿題を採点する先生たちの方が嫌な思いをしますが。良い成績を取るためには、まず宿題を期限内に提出することは当たり前だと思ってください。
英語力についての話ですが、Grade11のELL/イングリッシュ11に注目していただきたい。ELLはEnglish Language Learners の略です。つまり、英語を母国語としない生徒が受ける授業。日本の中学校でいう英語のコミュニケーションみたいな授業です。
そしてイングリッシュという授業について。
日本の高校での国語の授業では、「日本語は主語、述語、修飾語、形容詞、副詞、、、、、で成り立っています!」なんて習わないですよね。
カナダのイングリッシュという授業も今更ながら英文法や単語についてなど学習しません。そんな中でイングリッシュ12は、現地の生徒からしてもとってもとっても難しい授業なのです……..。
ELL併合のイングリッシュ11はノンネイティブしかいないクラスで、イングリッシュ11の単位を取りながらもイングリッシュ12への準備ができます。今そういった制度があるのかはわかりませんが、ELLの授業はアメリカ、カナダの高校であればほぼあります。移民も多いので。
そして生物や数学、歴史学などの科目の場合、授業以外でも勉強時間が必要ですよね。どうすればいいか。図書館へ行って勉強しましょう。シンプルに勉強時間を確保しましょう。勉強しましょう。
私の場合、3時ごろに学校が終わったので夕食の6時前まで友達と図書館で勉強していました。歴史と生物は完全に暗記科目だったため、ひたすら書いて書きまくりました。数学は、Pre Calculus12という日本の高校でいう数3とか数2の授業を取っていたのですが、ここでの最高難易度はLogの計算です。普通に中学生の数学を真面目にやっていれば、めっちゃ勉強しなくとも良い評価はもらえます。微分積分となると、また別にCalculus12を取らなければなりませんが。
留学生は会話だけで英語力が身につき、自ずと学校の成績が良くなるわけではないのです。学生の本文はやはり学業ですので、必要最低限のことはやりましょう。
kiki流・英語能力試験の勉強
自己紹介でもお話しした通り、私はIELTSという英語技能検定を受験し、スコアも持っています。私がこういった試験の勉強をし始めたのはGrade12になってからです。
ここでまた私の時間割を見てみると、どちらにもティーチャーアシスタントとラーニングストラテジーという授業がありますよね。
ティーチャーアシスタントは名前の通り、先生のアシスタントをすることで単位をもらえることができます。コピーやテストの採点などの雑務が主な仕事ですが、仕事がなければ何をしてもいいところが利点です。そこで私は空き時間に勉強していました。
そしてラーニングストラテジーは、他科目の成績を上げるための教科です。先生によってやり方が変わるのですが、1回目に受けた時の先生は基本放任主義で、教室がうるさくなければそれでいいという感じでした。2回目の先生は松岡修造並みに熱い先生で、毎日生徒が何の科目の勉強をしているのか聞きに来たり、単元について説明してみてYO!みたいな先生でした。どちらの先生が良いかはわかりません。
この2時間を使って、私はIELTS対策をしました。他科目の課題があればもちろんそれが最優先でしたが、その分IELTSは放課後の図書館タイムを使って勉強したり、平日は毎日欠かさずに勉強していました。
Grade12になると大学進学の準備などもあり、今までのように4時間ぎっしり授業を詰めなくても良いんです。私も1日2コマにしよう!と思い、カウンセラーに相談したのですが、留学生はそれはできず、4時間ビッシリ授業を入れなければならないと言われてしまいました。
そこで私は「え?じゃあ勉強する時間ないじゃん、大学これのせいで決まらなかったらどうしてくれんの?」と思い、コミュ障のくせにそのカウンセラーに「私は勉強したいんですけど。あなたは知らないでしょうけど日本の大学ってIELTS(やTOEFL)の結果をよく見ているの。あなたに制限されたせいで大学に落ちたら責任取れるの?」と言ってしまいました。うわああああ、今思い出すだけでも傲慢で嫌な奴です私。でも同じ学区の他の学校がよくてうちの学校はダメだって、理不尽だと思ったんでしょう。でも決まりは決まりですからね、自分本意に行動してはいけません。
まあその甲斐あってカウンセラーから上記の素晴らしい2科目を紹介してもらえたのですが。これを読んだ皆さんはカウンセラーに喧嘩腰で言うのではなく、相談ぽく言ってみてください。(言い訳させてもらうと、そのカウンセラーめっちゃ適当で、この人はカウンセラーという役職をわかってないし、態度が酷いと思ったので強く言ってしまいました。言い訳タイム終了)
IELTSスピーキング対策
そして、私がIELTSのスピーキング対策としてやっていたのがオンライン英会話。スピーキングは普段の日常会話で補えそうに思えますが、試験と日常会話では話題が全く違います。
私はいろいろなトピックに触れて、英語で言えるようにしたいと思い、レアジョブ英会話を毎晩やっていました。最初はスタディサプリをやっていたのですが、やはりリアルに喋りたいと思ったのでオンライン英会話を選びました。幅広い時事問題に合わせてトークできるので、良い勉強法だと思います。
総括
長々と説明してしまいましたが、要するに宿題やって期限内に提出・勉強時間確保の二つです。最初は言語の関係などもあって慣れないかと思いますが、継続は力なりです。特に、IELTSを受ければ努力した結果が目に見えてくるはずです。頑張ってください。
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