お金をかけずに贅沢を感じるコツ
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。
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なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。
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先日、こんなツイートをしました。
贅沢な暮らしってなんだか曖昧ですよね。なので、その本質と少ないお金で贅沢に暮らすコツを整理したいと思います。
まずは、「贅沢」という言葉の意味を調べてみます。
① 普通以上に金銭などを費して物ごとを行なうこと。また、必要以上のことをあれこれと望むこと。また、そのさま。② (金銭以外のことについて) 普通以上であること。また、そうなろうとすること。
出典:コトバンク
要するに、「贅沢とは、普通以上や必要以上のことを望むこと」です。
普段よりもいいものを買ったり、普段はしない旅行をしたりみたいな。
と、ここまでは一般的な贅沢な感覚だと思います。
贅沢な暮らしで考えるべきこと
ここからが本題です。
「そもそも、あなたにとって普通とはどんな状態をいうのか?」
ここがすべての出発点になります。
贅沢とは、普通よりも上の水準の体験をすることでした。
普通ではないものや経験を得られるからこそ、そこに豊かさや幸せを感じられるわけです。
ただし、ひとつ見逃せないのが、「贅沢は慣れる」ということ。
たとえば、最初は贅沢だと思っていたレストランでの食事が、「たまには贅沢を…」と何度か通っているうちに、次第に当たり前になっていく。
そんな経験ってありませんか。
つまり、贅沢に慣れると、贅沢だと思っていたことが「普通」になってしまいます。
そして、贅沢に終わりはありません。
それどころか、贅沢を重ねれば重ねるほど「普通の水準」が高くなり、それにともなって贅沢の水準もどんどん高くなっていきます。
そのため、自分にとっての普通の水準をよく考え、見直すことがなによりも大切です。
実際のところ、普通だと認識していることからちょっとでも上のことを経験すれば、贅沢だと感じられるものです。
だからこそ、「自分にとって普通の水準」を低く持つことができれば、少ないお金でも贅沢を感じられ、豊かに暮らせるようになります。
お金をかけずに贅沢な暮らすを楽しむポイント
「じゃあ、具体的にどうすればお金をかけずに贅沢な暮らしを楽しめるようになるか」って話です。
全部で3ステップにわかれています。
ステップ1:節約をして普通の水準を見直す
贅沢を楽しむには、「まずは節約をすること」です。
結局のところ、贅沢でお金がかかる理由は普通の水準が高くなりすぎているから。
これに尽きます。
イメージ的には、「本来3,000円でも贅沢を感じられることに普通の水準が5,000円と思い込み、10,000円を使っているかもしれない」ということです。
そのため、一時的でもいいので節約をして、「普通の水準」を自分の中で調整することが有効です。
自分でも無意識に高くなっていた普通の水準を強制的に下げるわけですね。
「外食が当たり前になっているなら自炊をする」「高い家賃を払っているなら引っ越す」「服を買いすぎているなら我慢する」など。
特にお金をかけていることから優先して節約をしていきます。
同時に、「節約生活だと思っていることが本当は普通なのでは?」と考えてみること。
実際、外食せずに自炊をしてみたらそれはそれでおいしい食事ができるかもしれません。そうであれば、普通の暮らしは外食ではなく、自炊になります。
そうやって、「節約をする → 普通のラインはどこか」を考える。
これがひとつめのポイントです。
ステップ2:好きなことを正しく認識する
ふたつめのポイントは、「好きなことを正しく認識すること」です。
節約によって普通の水準を調整したところで、なんでもかんでも贅沢していたら同じことの繰り返しです。
重要なことは、自分が本当に好きなことだけで贅沢すること。
人はそれぞれ経験から感じられるよろこびの大きさが違います。
たとえば、吉野家の牛丼でも100のよろこびを感じられる人と、10のよろこびしか感じられない人がいます。
これはどちらが正しいとか良いとかの話ではなく、「よろこびを感じる大きさが人によって違う」というだけの話です。
つまり、自分がより好きなことにお金をかければ、それだけ少ないお金で大きなよろこびを感じられます。
そのためには、そもそも自分はなにが好きなのかを正しく認識することが大切です。
「インテリアも、ファッションも、エンタメも」ではお金がかかりすぎます。で、結局、生活のすべてで普通の水準が高くなり、苦しくなるのは自分です。
なので、節約をしながら、「これは節約するときついな」とか、「これは節約しても意外となんてことないな」と、自分がどう感じるかを観察してみて、好きなことを正しく認識する。
これがのふたつめのポイントです。
ステップ3:好きなことだけちょっと贅沢する
自分が好きなことを認識できたらちょっとだけ贅沢をします。
この、「ちょっと」というのがポイント。
冒頭に話が戻りますが、「贅沢とは、普通よりも上の体験」をすることでした。
しかし、普通より上の経験のためにお金をたくさん使ったからといって、それだけ得られるよろこびの大きも比例するとはかぎりません。
たとえば、食べることが好きな人であれば、「コンビニの100円のアイス」と、「フレンチレストランの5,000円のフルコースディナー」では、値段の50倍ほどよろこびに差はないことが分かるのではないでしょか。
フレンチレストランまではないにしろ、コンビニの100円のアイスからだって大きなよろこびを感じられるはずです。
そのため、「好きなことでちょっと贅沢する」のがポイントになります。
また、ちょっとの贅沢であれば普通の調整も容易です。
コンビニのアイスくらいであればまた調整ができますが、フレンチレストランでの食事が当たり前になってしまうと、それを戻すのはかなり大変でしょう。
なので、節約で普通の水準を調整したらちょっとの贅沢を意識するといいです。
***
ということで、「贅沢とは普通より上の水準のこと。なので、まずは自分にとっての普通の水準を節約で強制的に下げ、自分にとって優先度の高い支出を自覚したら、優先度の高いことにちょっとお金をかけると少ないお金でも贅沢に感じるよ」という話でした。
この手の話はどこか消極的に受け止められがちです。
普通の水準を下げるというところで拒否反応が出る人もいるかもしれません。
ですが、結局のところ、「贅沢とは相対的なもの」でしかありません。
普通と比べて上だと感じる水準が贅沢なので、そもそもの普通の水準を下げた上での贅沢であっても、そこにはたしかに贅沢を感じられますよ。
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おわり。
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