えんぴつ
私は小さいころから手汗がひどく、紙に字を書くときには手の下に敷くハンカチが手放せません。
ハンカチを手の下に敷いて文字を書くからか、筆圧やら角度に問題があるのか、鉛筆の芯先がすぐ丸くなってしまい字が太くなってしまうのが苦手で、子供の頃からシャーペンを愛用しています。
基本、字は下手なのですが、小学校二年生の頃、なぜか硬筆展に出品するための選手みたいなものに選ばれてしまい、放課後学校に残って練習しながら出品する作品を書いていたことがあります。
その時、硬筆展用の鉛筆をわざわざ買ってもらったのがちょっとうれしく懐かしい思い出です。
後にも先にも私の字を褒めていただいたのはこの時だけでした。
鉛筆と言えば、小さい頃家にあった紙巻鉛筆も懐かしい思い出です。芯を出すために糸を引いてミシン目に沿って紙を破り、切れた端からぐるぐると紙をほどいて芯を出すのです。父が仕事で使っていたのを、機会を見つけては剥かせてもらっていました。ときどき剥きすぎておこられましたが。。。
今でも売られているのですね。
小学生の頃、ノートに飛行機や戦艦を描いて、そこに鉛筆の芯を当てて反対の端に指をあてて鉛筆をはじいて滑らせて、鉛筆が滑って残した筆跡の先まで自分の飛行機や戦艦を移動させることができて、筆跡を相手の飛行機や戦艦にかすらせると相手を撃墜・撃沈できるという、なんとも好戦的で鉛筆に優しくないゲームが流行ったことがあります。
鉛筆をもっと大切にしなさいと親にも先生にも怒られつつも友達とよく休み時間に遊んでいました。紙と鉛筆も子供たちの遊び道具になっていましたね。
たまたまネットで見かけた三菱鉛筆の「えんぴつなんでもQ&A」を見ていて、なんだか鉛筆の懐かしい思い出に浸ってしまいました。
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