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映画「九十歳。何がめでたい」を観てきました。

娘からいただいたチケットで、映画「九十歳。何がめでたい」を観てきました。

本当は家族で見に行く予定でしたが、都合で私だけ一緒に行くことが出来ず、私一人が別日程で見に行ってきました。

思っていた以上に楽しめる映画でした。亡くなった私の父と同年代の草笛光子さんがとても若々しく見えました。そして私と同年代の唐沢寿明さんが、程よいテンションで草笛さんと絡んでいるのも、見ていてなんだかほっとする気持ちがしました。唐沢さんは本当に良い味を出していたなと思います。

映画の主題は断筆宣言をした90歳の作家と、家庭や会社でいろいろと問題を抱える編集者の人生の再出発の話かもしれませんが、私は、家族を含めた人と人とのつながりの温かさを感じる映画だと思いました。

映画館では、私と同年代から私の親の代に近い方々を多くお見掛けしました。映画終了後、私の前に座っていた草笛さんぐらいのお年の草笛さんのようにお元気な二人組のご婦人方が、「ひとりぼっちで見に来たのかい?」と話しかけてこられて、なんだか映画の続きのような不思議な感じがしました。

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