ふと思い出した本
最近電車の中で爆睡して過ごすのがなんだかもったいなくて、電子書籍で毎日行き帰りにずっと本を読んでいます。
習慣化してしまうと本を読まずにはいられなくなるもので、サブスクの読み放題で読める小説を、前評判やジャンルにあまりとらわれず、気の向くままに読んでいます。
推理小説、SF、サスペンス、政治・経済系、歴史・時代小説、何でもありで読んでいます。。
ときどきあまりに面白くて笑いがこらえられなくなり、マスクの中で突然「グフッ」と変に咳き込んだりしています。
そしてときどき、ぐっと胸を突く小説があって、電車の中で涙をこらえるのに苦労したりしています。
そんな通勤読書を楽しんでいる時に、ふと思い出した本がありました。
UAEに赴任中に会社の単身寮の図書室で借りた井沢満さんの「いちばん太鼓」という小説です。
私が社会人になるころ、NHKの朝の連続テレビ小説でもドラマ化されていました。
今ではあらすじすらあまりはっきり覚えていないのですが、寮の図書室でこの小説を読みながら一人ボロボロと涙を流しでいた光景を、今でもはっきり覚えています。
いつかまた読んでみたい本です。どこかでまた出会えるといいなと思っています。でも電車で読むのは危険かもしれませんね。