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#18-メインコンテンツ振り返り④-文化班【出版まであと3日】

出版まであと3日!
今日は、経済班、文化班、表象班の振り返りレポをお届けします

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今回は文化班です🚩


文化班リーダーのK.M.です!
このノートでは文化班の活動を振り返っていきたいと思います

文化の[あまり]とは何か

今年のTokyo Scopeの共通テーマが[あまり]、そして各コンテンツの方向性が決まっていくなかで、文化班が一番最初にぶつかった壁が「文化の[あまり]」をどのように捉えるか、ということです。
なぜなら「文化」とは、「人々が作り上げてきた営みの総体」を指す言葉でありながら、「あまり」は「物事の中心に対する周縁」を指すため、「文化のあまり」は「文化」という本質的には明確に区分できない対象を中心/周縁という二項対立構図に切り分けることに繋がりかねないからです。

7月に投稿した文化班進捗noteを読んでくださった方々は覚えて下っているかもしれませんが、私たちは東京の【新大久保】にフォーカスすることで、「ステレオタイプから漏れ出す文化のあまり」を発見することに決めて、執筆作業を続けてきました。
(👇詳しい経緯は7月の文化班進捗noteをご確認ください🙇🏻‍♀️)

「ステレオタイプから漏れ出す文化のあまり」を考えるために

そんなこんなでコンテンツの方向性が決まり、7月ごろから紙面の構成を考えていきました。
「ステレオタイプから漏れ出す文化のあまり」という言葉は、正直なところ周りくどく、この言葉を聞いただけでその意味を完全に理解することはなかなか難しいと思っています。(私自身、文中に突然この言葉が出てきたら「?」になると思います……)
だからこそ、読んでいる人全員に私たちが考えたことを伝えるためには、より丁寧かつ確実に伝わる文章やデザインで紙面を構成していく必要がありました。
そこで、7月ごろにはメンバーからアドバイスをもらいながら紙面構成案を何度も練り直していきました。

8月ごろの紙面構成案

(前述の文化班進捗noteの最後にも少しだけ紙面構成案の写真が載っているので気になる方は是非ご覧ください🙌)

調査・執筆・デザイン

そんなこんなで紙面構成の方向性が決まり、それと同時期に夏休みに突入したことから、8月ごろから本格的な調査・執筆・デザイン作業が始まりました
基本的な流れとしては、文化班メンバー全員で調査を行い、そこで得られたものや考えたことを明治生が文章で書き起こし、その文章やデータを視デ生がデザインして載せる……といった形で作業を進めていきました

実際に題材となる新大久保の街をフィールドワークしました
全体会議で作業したり……

紙面のなかには根気のいるマッピング作業が必要な箇所もあり、大変な部分もありましたが、本当に班メンバー全員優秀な方ばかりで、それぞれ連携をとりながら進めていけたのはとてもありがたかったです…!🥹

伝えること

このように作業を進めていくなかで、「伝える」ことは本当に難しいことだと感じました。
私たちが意図していることが文章でうまく伝わらず、原稿を何度も書き直して、より伝わりやすい方法を模索してきました。
そのなかで、メンバーの協力があったおかげで文化班コンテンツはしっかりとした紙面を作ることができたと確信しています。
一人では出てこなかった視点や考え方をメンバーからたくさん出てきたことで、より良い紙面をつくることができたので、Tokyo Scope 2024を手にとっていただいて、実際にその内容を見ていただけると嬉しいです🙂‍↕️

ここまで読んでいただきありがとうございました!!
文化班コンテンツも、そのほかのコンテンツも、全部学生が頑張ってできた結晶なので、是非!読んでください!


以上、文化班の振り返りレポでした
次は表象班です!

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