#009 今年のテーマは「ニュー・ノーマル」
こんにちは!
明治大学南後由和ゼミ × 武蔵野美術大学視デ の有志学生で制作するガイドブックプロジェクト
シリーズ3冊目となる『Tokyo Scope 2023』の本テーマが決定しました!
それは……「ニュー・ノーマル」!!
「2023年の東京にスコープを当てる」というプロジェクトの根幹を意識したとき、
『ここ数年で「普通」が大きく揺らいでいる(変化を見せている)』ことが繰り返し話題にあがりました。
ここから、昨今のコロナ禍でとくに話題・争点となった「ニュー・ノーマル」をテーマとして扱うことに決定しました。
本誌における「ニュー・ノーマル」とは
ここで言うニュー・ノーマルとは、
読んで字の如く「新しい普通(日常)」のことを指しています。
コロナ禍以前からこの言葉自体は存在していましたが、
私たちに引き寄せて考えれば、
感染拡大をきっかけに大きな変貌を遂げた「あたりまえ」の日常であり、
いま現在私たちが「普通」とする事柄の色々のことを示すでしょう。
たとえば、
マスク着用緩和やソーシャルディスタンス、ラミネートされた注意書きなど新型コロナに関連したものから、
テレワーク、キャッシュレス決済、オンラインサロンなど技術革新が生活と身近になったり、
あるいはシェアリングサービスやコンテンツのサブスクが普及し、物を買って所有することと共有することの関係性が変わってきたりしていることが
私たちの考える「ニュー・ノーマル」です。
そしてその手法として「地図」を効果的に用いていくことで
南後ゼミ生と視デ生との有機的な協働を目指します。
『Tokyo Scope 2023』ではこのような変わりゆく日常に際して、
「普通」がどのように社会に作用しているのか、
そしてそれらが本当に「普通」と表現して差し支えないものなのかを検証していきます!
5月ごろからは各コンテンツの進捗もどんどん報告していきます
お楽しみに!
記・澤井雅治(南後ゼミ8期生)