#041 紆余曲折レポ(7)ー校正という地獄
こんにちは!
「Tokyo Scope」プロジェクト 広報担当です
『Tokyo Scope 2023』の制作も佳境に入りました
入稿が目前となった今、
「校正という地獄」に直面しています
校正とは、まさに“最後の関門”です
誤字脱字、言い回しのチェックだけでなく、
図版の数値や年号の事実確認までを行います
要するに、とにかくアラを探す作業です
南後ゼミ合宿において、編集長の川路から
意義や方法を含めた校正レクチャーを実施しました
それに基づき進めています
昨年度までは、
「トルツメ」といった本格的な校正手法に倣っていましたが
手法の徹底が難しいので、
伝わることを第一とした校正のやり方に改めました
また「校正ワードリスト」はからだに馴染ませるのに時間がかかります
「Tokyo Scope」プロジェクトでは
こんな具合でリストをつくって表記統一を行っていて、
疑わしい表現に出会うたび
毎回「Control + F」で検索しながら、置換していくのです
「いい」「良い」→「よい」
「人々」→「人びと」
「ゴミ」→「ごみ」
「分かる」→「わかる」
など、人によって表現が変わるものを統一していく作業は本当に骨が折れます
間違いを見つけるたびに、
「ああ……」というため息が漏れているのが聞こえてくるのです
校正という地獄が終われば、いよいよ入稿です
午前5時になっても
Slackがオンラインになっている人がちらほらいる状況から
一刻も早く解放されたいものです
最終校正直前に、このnoteを投稿しております
この作業が一体何時に終わるのか、はたまた終わらないのか
サッカーの日本代表戦は、観たいなあ
記・澤井雅治(南後ゼミ8期, 統括, 広報渉外チームリーダー)