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自分を責めなくていいんだった

ふと思い出したんです。
自分責めはしなくていいと
いろんなところで聞いてきたなあと。
ここから私が師と表現していくある人と
出会ってまだ間もない頃
言ってもらったことがあります。
一切自分を責めなくていいのと。
どんなにダメだと思った自分も責めなくていいということでした。

この言葉、言ってもらって楽になっただけじゃなく
実は奥が深かった。
どうして自分責めはしなくていいのか
私が少しずつ理解しはじめたのは
だいぶたってからのことでした。
自分責めはいらない理由を書いてみます。


まずは前提にしておくこと

かつて一緒に学んだ仲間Aが、師に質問しました。
A:心を軽くしていくためにはどうしたらいいですか?
師:それはね、とらわれないことなの。

師と出会って数年後、私は
師がスタートした塾に通いました。
学習塾じゃないですよ(笑)
宗教でもないです。
生き方や考え方の土台となるようなものを
教わっていたと言えるのかもしれません。

師が私たちに話してくれる言葉には
配慮がありました。
聞いた私たちがとらわれてしまわないよう
という配慮です。
とらわれないといってもいったい
何に?と思いますよね。

自分責めはとらわれている

自分責めをするということは
実はいくつかのことにとらわれています。
ひとつは、何かの価値観
こうあらねばならない。
ああであってはいけない。
これをやってはいけない。
あの場合はこうしなければならない。
と、書き始めれば延々と色々続きそう。

人と同じようなものでも違うものでも
私たちは価値観や判断基準を持ってます。
自分の中に無意識のうちに持っている
価値観とてらしあわせて
それをクリアできていない自分に気づいて
責めるんですね。

こんなんじゃダメなんだよ!
あ~あ、私って救いようがない!
これは違うんだ!ってわかってたじゃないか!!
どうしようもない奴だな!
etc.

この価値観や判断基準て、沢山あるんです。
中には、未熟な過去の自分の
勘違いや思い込みでつくりあげたり
強化してしまったなんていうものも
あります。
親や学校や社会で、常識として
教え込まれたものもあります。

強くとらわれているから
その価値観や判断基準によって
OKを出せない自分を責めるんですね。

同じような行動をとっても
それについて自分責めを
ほとんどしない人だっていますよね?
とらわれているかどうか
どのくらいとらわれているか
なんていう違いなのかもしれませんよ。

2つめにとらわれているのは、過去
自分責めをするような何かを自分がしたのは
既に過去のことです。
今の瞬間は、次の瞬間には既に
過去のことになっていくじゃないですか。
自分のその何かの言動は
あっというまに何時間も前のことになり
何日も前のことになり
何年も前のことになり
やがては、いつのことだったかわからなくなるほど
前のことになります。
その過去の何かにずっとこころが
とらわれているから
自分を延々と責め続けていきます。

つまり
過去のある時点の自身の何かが
自分の中にある価値観や評価基準に
反していることにずっと
意識を向け続けてしまうことで
その時の自分を延々と責めてしまうんですね。

自分責めの結果はこうなる

過去にとらわれるということと
過去から学ぶということは、違います。
過去から学ぶなら
それが現在の考え方や言動に
活かされていくわけで
そこには自身の成長があります。
とらわれてしまっている状態は
何も進まないんです。

人からでも自分からでも
過去の同じことでいつまでも
責め続けられたらどうなります?
心は縮こまっていくばかり。
たまるのは徳でもお金でもなくて
ストレス

また責められるかもしれないとか
また責められるようなことを
してしまうのかもしれないと考えると
次に何かをする勇気がどんどん
失せていく。
そう、行動できない自分になっていく。

行動しなければ
責められるネタがうまれないのですから。
ところがそのうち
行動できない自分のことも責め始めます。
もうね、責めっぱなしになっていきます。

更に私自身のことである時気づいてしまいました。
私はこんなにダメな奴だと自分でわかってま~す
というアピールもしたがっていたなと。
自分でこんなにダメな私ですと言っていれば
人から責められることはないと
思っていた側面があったんです。
あ~なんてこった!
私は私を守るために自分責めをしてたのかい?!
と、自覚したら
かなり自分責めが減っていきましたっけ。

だったらどうしたらいいの?

とらわれないということは
親や学校や社会等から教わった常識を
守らなくていいということでもないんです。

その過去の瞬間の自身の言動に
いつまでも意識を向けっぱなしでは
何も解決しないし前進もできません。
自分の何かが間違っていたとか
何か引っかかるなと思うなら
今後何をどうしたらいいか決めて
ただそれを実践していくだけ。
この繰り返し。

またまた自分責めのタネを
手に入れてしまった!と思ったら
またか!!と責めなくていいし
またか!!と責めた自分を責めなくていい。
七転び八起きです。

人生は日々練習だそうですヨ。
この話はまたいつか。

Gパンのハギレで作る小物入れ2が
出来上がったんです。
その出来栄えに引っかかった私が
なんてこったい!この雑さは!と
思ったとき
この自分責めのことをふと思い出したのでした。
できた小物入れ2はこちら

Gパンのハギレを使った小物入れ2
小物入れ2を上から眺めるとこんな感じ

その時々に使っている
ちょこっとしたものを入れておけるので
床に落としたりなくなったりするのを
防げそうです。
これも、
そそっかしい私の対策として
どうしたらいいかを考えて
行動に移した結果ですが
別の課題をあらためて実感してしまった!
という状況でした。
また次に活かします。

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ふ~@なんでもない日々
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