
考えることをやめられない
みなさん今晩は。健やかに過ごせていますか。
今日はダラダラと文章のことについて書きますので、どうかお許しを。(最後に創作小説、『少し不思議な私達の話』の2話「六花ちゃんはろくろってる➁」のピクシブのリンクを貼ります!新キャラでてまーす!)
小さい頃、大嫌いだったあの女は、今でも嫌いだけれども、あの女は、私を無視しなかった。
それは彼女の美しさとも言える。
中学生の頃、私に好意的になってしまったあの女は、健気でかわいそうだった。
そこが彼女の魅力だと思う。
どんなに綺麗になったって、どんなに可愛くなったって、人の本質は見えるもの。感じるもの。その人の気持ちは動きに、言葉に出てる。
表情、選ばれて口に出す言葉、視線、人の目はいつも無意識に何かを見てるし感じてる。私はいつもそんな人の目を見てる。
観察は面白い。人間だけじゃない、風景も空気感も、言葉にするならどうするだろうと考えるの。
青い空、だけでは、季節感がわからない。
「どこまでも広く抜けていくような青空、汗が首筋をつたう」
なら夏だと思わない? 蝉の声や向日葵のアイテムを足してもいい。プールや海の音、青や白とか水色とか、かき氷、半袖、服装のアイテムをだしてもいい。
どんな作品にしたいかでピッタリの表現を選んでいく。
なんなら、策略家もいる、演出家や脚本家は見ている人を驚かせたい、楽しませたい、己の作った言葉やBGMにキャラクターの視線に仕込んだ作戦に引っかかってほしい。
なんて偉そうに書いているけれど、いつも文章を書く度に頭を悩ませている人間です。
文体はグチャグチャ、誤字は出る。表現やセリフの「なんか違う」感、とか。
でもピンっとひらめいたときの「これだ!!」みたいな心地よさがある。
でももうそれやってるときりがないから、締切がある。締切が私を強くする……!
『少し不思議な私達の話』は私の大好きなものをつめています。
ろくろ首、魔女、化け狐、雪女、魔女、その他たくさんの人間と妖怪の血を持った子たち……。
花に夕暮れに、月に海に、山に陽の光、夜に貝殻に、バス停、電車の駅、猫、花火……たくさんの好きなもの……。
それを詰め込んで、小説にできたらな〜……。
今この瞬間、貴方が空を見上げて何かを見つけることができますように。
星に願いを。
いつも読んでくれてありがとうございます。嬉しいです! 好きもありがとうございます!
2話のリンクおいておきますね。