インナーチャイルドを癒す(トラウマの克服)
いままで、わたしは親から愛され認められて育ち、インナーチャイルドはいないと思いこんでいました。
最近改めて、インナーチャイルドとはそもそも何?と思い、調べてみると、
わたしは典型的なケアテイカータイプのインナーチャイルド持ちということがわかりました。
この頃、あまり良い言葉を聞かなくなったため、YouTubeで「ほめちぎられるアファメーション動画」を作業中ずっと聞いているのですが、
最初は、メンタルが落ちそうになったから聞いていたのです。
そのうち、褒められるって気持ちいいけど、今の世の中、まず褒めてくれる人なんてほとんどいないよなー、となり、えっわたしこんなに褒めてほしかったの?と気づいてしまったのです。
そして、よく聞く「インナーチャイルドを癒す」ってそもそも、なんだろうと調べてみたら、虐待されたり毒親だからインナーチャイルドが出来るわけじゃない、優等生だったりいい子で育つのも、ある意味「ありのまま」ではないわけで、何かを期待されると、期待に応えられないわたしがインナーチャイルド化する、のだそうです。
改めてインナーチャイルドタイプ診断で調べましたところ、
・ケアテイカータイプ
・ヒーロー、ヒロインタイプ
・スケープゴートタイプ
の3つが極端に強いことがわかりました。
わたしは三姉妹の長女、しかも一族のナンバー2だったため、背負っているものがでかすぎたのです。
小さい頃は成績優秀、なのに母が何故か家事や人付き合いがほとんど出来ないため(理由はわからない)、母の代わりに、祖父祖母の世話、妹の世話、近所の20人近くの子供の相手などをしていました。
なので、ケアテイカータイプ、ヒーローヒロインタイプは間違いないです。
なぜスケープゴート??
盗んだバイクで走ったこともないし(笑)多少いじめはあったけど周りの大人にうまくヘルプしてもらって解決してるし。不登校などしたこともない。
入退院を繰り返したってても、腫瘍が出来てとか出産くらいだよなあ。
これ、もしかして大人になって出来たものでは。。。
わたしの親は夫婦関係良好でした。本当に、愛してるって毎日言ってました。母がなにも出来なくても、本当に仲良しだった。
関係がよくないのは、わたし自身です。。
こちらに来てから、ありのままを受け入れてもらえず、わたしがどこの誰かもわからないから「不安→悪女」だったら受け入れる、という流れになり、気づいたら数々の悪女を演じさせられてしまった。
「ほら、やっぱり悪女だ」と周囲は袋叩き。
でもわたしは、演じていただけだったのに、誰かの言われた通りにしただけなのになぜ、、、とずっと思っていたのです。
でもいちど見つけたスケープゴート、逃すまいと必死で悪く言いまくるんです。悪い言葉ばかり浴びせられた、ケアテイカータイプ(褒められることが生きがいになる)がどうなるといえば、心が壊れる、ということで、、
人の悪口をいう一族(とは出来るだけ縁は結ばない方がいいです)とわかる前に、逃げられないようにされてしまったため、わたしはその中で、せめて自分のやりたいことを頑張ろうともがいて、でも毎日悪口を言われて、の繰り返しで、気が付いたらもう40年近く経とうとしていました。
でもnoteはじめて、心の絡まった糸をほどいていくうち、わたしがありのまま受け入れられていない事に、気づいてしまいました。
昔だったら、「嫁はこうすべき」「会社員はこうすべき」というものがありましたが、今はそんなものより「その人の中の人柄」が重視される時代です。
つまり、スケープゴートな人柄は現代において、取り除いた方がいいトラウマを持つ人として、インナーチャイルドビジネスのターゲットになってしまった。
ヒーリングすればいいとか、カウンセリングとか、いっぱい書いてありますけど、わたしもメンタルの病になって20年、カウンセリング受けたこともありましたが、スケープゴートの人のカウンセリングってたいへん難しいのです。そんなネットだけで出来るようなものじゃない。
わたしなどは、小さい頃は逆に褒められるトラウマを持っていたため、スケープゴート役をどう鎮めればいいかは、たぶん自分の中のケアテイカーに任せた方がいいのでは、とこの件を調べて、思いました。
わたしが小さかった頃、たくさんの小さな子がいて、ちょうどベビーブーム第2世代が産まれはじめた頃でしょうか、とにかくそのたくさんいる、わがままし放題の子たちをまとめる、という役をやっていたのが、わたしたち世代。なので、ケアは自然と覚えたことでした。
そのケアを、自分が必要になってしまったんですね。
わたしを悪女にした人なんて大半この世におりませんので、、
その方のせいにしてももう意味なんてないですし、それより目の前のトラウマを治療する(あえて、インナーチャイルドを癒すとはいいません)こと、ケアテイカーが喜ぶ褒め言葉を浴びる、ヒーローヒロインが喜ぶ、公の前で何かを作り続けることを続行する、の3本柱で、本来の自分を取り戻そうと思います。
とはいっても、たぶんわたしの活動には大きく出てこないとは思います。
本当に癒せるようになったなら、自分がやったこと、など少しずつ書くかもしれません。