台湾でも大陸でも
作品社の《台湾文学ブックカフェ》を読了しました。
『女性作家集 蝶のしるし』と『中篇小説集 バナナの木殺し』はさっさと読み終わったのですが、他の本を読んだりしていたので『短篇小説集 プールサイド』は最近になってようやく読み終わったところです。それぞれに特色のある三冊でしたが、一番最近読んだからなのか、『プールサイド』が一番読みやすかった印象です。
写真の右側の写っているのが見えると思いますが、書肆侃侃房の《現代台湾文学選》も同じく全三巻だそうですが、第三巻目が未刊です。こちらも既刊の二冊をこの夏には(第三巻が刊行になる前には)読み切ってしまいたいところです(汗)。
さて、台湾文学ばかりを取り上げてしまいましたが、大陸からは『三体X』という新刊が登場しました。大人気の中国SF『三体』のスピンオフだそうです。
発売予告を見たときには『三体』とひと繋がりの作品のようなのに原著者名が異なっていて、どういうことなのかと思っていましたが、原著者も認めたスピンオフ作品なのですね。
ちなみに、『三体』もご覧のようにすべて架蔵していますが、最初の巻と第二巻の上下は読み終わりましたが、第三巻がいまだ読めていません。長いと言うよりも、SFを読み慣れていないのが原因なのだと思います。
http://www.rockfield.net/wp/?p=3431