カンボジアの生まれ曜日占い
今日のクメール語レッスンは、年末に買った今年のカレンダーを使いました(サムネイルはカレンダーの表紙です)。
1月=マカラ(今の言い方)
カレンダーの1月を開いたらクメール語がウワーッと書いてあったので、少しずつ先生に解説してもらいました。
មករា (makara)が1月なのは知っていました。1月7日(プランピーマカラ、7マカラ)はポルポト政権が終わった日で祝日であり、プノンペンでは区の名前で、シェムリアップでは通りの名前と高校の名前についています。
ちなみに、makaraはバーリ語語源で、バーリ語語源の単語は母音が少ないのが特徴(音通りならមាការាのようにាが付くはずだけど子音のみ)だそうです。
マカラさんというカンボジア人も時々出会います。1月生まれなんですね。
1月=ミカセ、2月=ボッ(古い言い方)
さて、マカラの横に書いてある文字は何かな、と思ったら、なんとこちらも1月なのだそうです。これはクメールカレンダーの古い言い方だそうで、先生(30代)はギリギリ知っているが若い人だと知らない人もいるとのこと。
旧暦の「睦月」みたいな感じですかね。
この昔の月の呼び方は、Google翻訳では認識してくれませんでした。
卯年🐇、仏暦2567年
ឆ្នាំថោះ チュナントッは卯年で、日本語で「卯年」が兎年でないように、「トッ」も干支の場合だけに使うようです。カンボジアの正月は4月なので、4月が来るまでは辰年ではなく、卯年なのだそう。
言われてみると、その通りなのですが、ベトナムで卯年がネコ年だったくらい衝撃でした。
また、卯年の下に書いてあるのは仏暦で、ពុទ្ធសករាជ(ポッサカライ、略してព.ស.)は「ブッダの時代」のような意味で、今年は ២៥៦៧ = 2567 年と書いてあります。そういえば、カンボジアのお寺は建立年がこの仏暦で書いてあります。
タイに行くともっと仏暦は使われていて、ネットで何か検索すると、ニュースや日本語の記事などでも公開時が仏暦で表示されて(2566年など)驚きました。
生まれ曜日占い
曜日の話から、曜日性格占いの話になりました。
カンボジアの人にとって生まれた曜日は非常に重要だそうです(そういえば、ミャンマーに行った時もパゴダで生まれ曜日ごとの祠堂がありました)。
日本での血液型や星座のようなものかもしれません。
カンボジアではこう信じられているそうです。
ចន្ទ(チャン・月曜日)しっかり者
អង្គារ(オンキア・火曜日)我が道をゆく
ពុធ(ポッ・水曜日)優しいが隠し事をする
ព្រហស្បតិ៍(プロホア・木曜日)社交的
សុក្រ(ソッ・金曜日)病気になりにくい、健康
សៅរ៍(サウ・土曜日)静か、悲しくなりやすい
អាទិត្យ(アートゥッ・日曜日)楽観的、お金持ち
この生まれ曜日の話は、カンボジアの人は皆好きで、気になる人の生年月日から曜日を調べたり、相性を占ったりすることもあるそうです。
私はあまり気にしていませんでしたが、調べてみると金曜日でした。