40代からのプログラミング(23ヶ月目・カンボジア人エンジニアに勉強方法を聞く)
カンボジア人エンジニア夫婦とおしゃべり
少し前に、同じ会社の同じチームで働いている女性ディベロッパー(ITエンジニア)がシェムリアップに遊びに来たので、一緒にお茶しました。その時初めてお会いした彼女の夫も、ITエンジニアとのことでした。
フランス系NGOのITスクール
東南アジアでは、日本よりは女性エンジニアが多いと思いますが、それでも感覚としてはかなりの割合が(7割程度?)男性です。同じ女性としては、彼女がどのようにコンピューターサイエンスを学んだのか、非常に興味がありました。
聞いてみると、高校卒業後にフランス系NGOのITスクールに2年間通ったとのことです。裕福でない若い人が手に職をつけるための学校ということで、就職に強いITを全て英語で学ぶのだそうです。(普通の大学・専門学校等でもITは英語で学ぶのが一般的とのことでした。ここで、カンボジア人エンジニアが技術関連の英語でのコミュニケーションに抵抗がないことに、納得しました)
大学などではエンジニア専攻は圧倒的に男性が多いそうですが、この学校は最初から生徒のジェンダーは50%・50%と決められているとのことでした。
いや、こういった教育へのサポートはフランスは本当にすごいなと思います。(旧宗主国ですし、遺跡関連では色々思うこともありますが)
外資→国内最大手の転職
よく話を聞くと、彼女の旦那さんも同じ学校出身であり、元同僚だったようです。私が入社する前に退職し、転職したようでした。
そして転職した先は、誰でも知っている国内最大手の多業種総合企業。銀行部門にて、ネットバンキングのアプリ開発をしているとのことでした。ベトナムでも同じような話(外資からローカル大手へ)を聞いたことがありますが、日本で外資から日系最大手の転職は少なそうだな…と流動性のある市場が羨ましくも思いました。
働きながら勉強する
2人に、今の実際の開発業務までの勉強方法を聞きました。そのスクールで取得するのはアソシエイトディグリー(短大学位)で、2年間で学ぶことは基本的なことのみなので、いきなり現場ですぐ役に立つ訳ではなかったそうです。しかし、ITの素養がある人材として企業に入り、配属された後に必要なプログラミングスキルをさらに夜間学校に通って学んだ、とのことでした。
これもまた、ベトナムと共通するのですが、会社が必ず5時で終わり休日が保証されていることもあり、早朝や終業後、週末にスクールに通って勉強している人が非常に多いです。
ChatGPT4にコードを解説してもらう
さて、私は最近特に決まった言語を集中して勉強しているわけではありませんが、HTMLでもPHPでもSQLでも、コードをコピペかスクリーンショットでChatGPTに貼り付け、解説をお願いしています。
実際に実装しているコードだと、テキスト上のサンプルよりも実感があります。
解説も、英語でも日本語でもお願いしてもらい、英語で解説するとこうなるのかーと興味深いです。
基本情報技術者テキストの解説も丸ごとChatGPTにお願いする
これも写真を撮ってChatGPTに貼り付け→図ごと解説してもらう(特に確認問題)ことで私の家庭教師になっています。
また、IT用語を日本語で解説、英語訳、英語で解説、と多方面から調べることで、理解が深まっていると感じます。
Duolingo Math
毎日ベトナム語学習をしている語学系アプリDuolingoに、数学の科目が新しくできました。(この前までDuolingo Mathはベータ版でアプリも別でしたが、めでたく統合されて私のベトナム語アカウントにMathがくっつき、ポイントも加算されていました)
英語の数学用語を翻訳することなく、英語で直接身に付けたいと思っていました。日常会話ができても、意外と簡単な数学の言葉も英語で言えないです。このDuoling Mathは、内容は難しくないのと(小学生の内容からスタート)視覚的にわかりやすいので、ゲーム感覚で英語での数学ができていいです。
文章を読む練習にもなります。
Duolingo Mathを全部クリアしたら、Khan Academyなど英語プラットフォームのMathが少し楽になるかなと思います。