そういうふうにできている

読書用メモ38

▼タイトル:そういうふうにできている(1995年9月発行)
▼著者:さくらももこ

▼概要:
あのまるちゃんが妊娠!さくらももこさんが妊娠し、出産するまでの出来事を赤裸々につづったエッセイ。そう、妊娠とは夢と希望の出産キラキラストーリーではなく、実際はホルモンバランスの乱れで喧嘩し泣き、体調の変化に戸惑い苦しみ、そんでパッと気持ちが晴れ晴れしたり笑い飛ばせたり、なるようになるのだ。そういうふうにできているんだなぁ。。。

▼気づき:
あー良かった、みんな普通にそうなんだ、これが普通の感情なんだ。と安心する一冊。そして「渦中にいるときにやたら深刻になっているだけなのだ」、そうなのだ。振り返ればマルちゃんのように笑い話になっているはずなのだ。実はさくらももこさんの「ちびまるこちゃん」以外の本は読んだことなかったが、この人、エッセイでもマルちゃんそのものなんだな、ととても面白く読めた。ほかの本(「もものかんずめ」とか)もきっと面白いに違いないな、と思っている。

▼お勧め度:
★★★★☆
作品を読んでるのだが、この人の人生を垣間見る感じで面白い。人の人生を垣間見て自分の人生の肥やしにする感じ。読まれた方にとって、何かしら救われたり、勉強になったりする部分があるのではなかろうか。

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