プレスリリースはラブレターみたいなもんだ
これまでPR会社・企業の広報(全体で9年くらい)にいたこともあり、プレスリリースを書く機会はちょっと多めだったと思います。
アパレル、ホテル、小売り、家電、飲食など、「リリース職人かよ!」と自分でツッコミたくなるくらい書き続けていた時期もありました。
最近「リリースってどうやって書くの?」とよく聞かれるので、全体に共通している基本的なことを少しまとめてみました。
リリースって、きっと不特定多数に向けたラブレターみたいなものだと思うんです。
読んでほしい人がいて、「こっち向いて〜」ってする感じ。モテる相手には大量のラブレターが届いてるから、どうやってその山のなかから見つけてもらうか。そしてこっち向いてもらうか。
装飾バッチリで「ねぇねぇ私かわいいでしょ?だから見て!」ってアピールされるほうが好きな人もいれば、飾らず正直に、「よかったら見てください」って振る舞われるほうが好きな人もいて。
やりかたに正解なんてないけど、こんなやり方もあります、というひとつの手段として見ていただけたら。
(今回は実験的に課金記事にしてみます。基本編なので、「もう知ってるよ!」となりそうな方はご遠慮ください)
<どのソフトでつくるか>
とくに決まりはないと思いますが、一番多かったのがWord、そのつぎにパワーポイントで作ることが多かったです。
イラレでつくると見栄えも美しいのですが、いろんな部署に確認に回すことなどを考えると
校正履歴を残しやすいWordがいちばん汎用性が高いなという印象です。
<リリースタイトル>
新聞の見出しのように、簡潔明瞭に。
新商品リリースの場合は「商品名」「発売日」「商品特徴」をまとめることを意識していました。
<テキスト量>
リリースは長くても2~3枚がベストです。あと、一文は短く。わたしもやりがちなのですが、一文が長いと全体的に締まりのない印象になります。
私は長くても40〜50字くらいを目安に書くようにしていました。
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