
わたしをつくる、わたしの記憶の中のごはん。
そこに乗せられた想いと経験を振り返りながら、わたしのこれまでの人生を見つめ直し、これからの人生に繋げていくために書いていきます。自分に…
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#退職
家族が「あれ」というそれ。わたしの暗黒期からみえたこと。
うっすらと空が明るみ始める頃、わたしは高速バスに揺られていた。
スタバのタンブラーに淹れたコーヒーを、やけどしないように、少しずつ口にしながら東京へと向かう。
今日はちゃんと定刻通りに着くかなぁ。
朝日が昇る窓の外を、ぼんやりと眺めながらあくびをして、もうひと眠りした。
つくばから東京までは、高速バスで1時間ほど。
時間はかかるけど、朝が苦手な私には二度寝するのにちょうどよかった。
問題なのは
逃げ出す為に考えついたとっておきの秘策
会計士受験を控えた私は占いにはまっていた。
ズバリ言うわよ、の細木数子氏の占いに。
自分の星の本を買ってきて人生の命運を左右する会計士試験受験年の運勢を占う。
2004年、大殺界。
わたしの星はその年大殺界だった。
まぁ、占いやから。と自分をはげます。でも、彼女の提案で海砂利水魚から改名したクリームシチューはよく売れているし。おさる→モンキッキーへの改名はよくわからなかったけれど、とにかく今年