いいアイデアは『ぼ〜っ』から生まれる
最近、『正解のない仕事』が増えてきた。
どの仕事も完全な正解などないのかもしれないが、たとえば記事の執筆ならある程度のルールがあって、記事を確認してくれるディレクターさんがいて、OKが出ればいったんは完成したと思うことができる。
でも、最近やっているのはスクールの授業を考えるとか、SNSのコンセプトを考えるとか、チームの仕組みを考えるとか、やってみないと正解かわからないものが多いのだ。このnoteの更新だって、何か正解があるわけじゃなくて、日々「何書こうかな?」と考えながら書いている。
わかりやすい言葉を借りるなら『アイデア』が必要な仕事が増えてきたのだ。
そうやって、日々「どうしようかな?」「これがいいかな?」と考えていると、気づいた。
アイデアは、捻り出そうとして出てくるものではない、ということに。
アイデアが湧くのはどんなときか?
たとえば「SNSで何を発信しよう?」と行き詰まっているときは、たいてい自宅でPCに向き合って、悶々と考えているときだ。とりあえず書いてみたり、ヒントになればと思い他の人の投稿を見てみたりするのだが、何かしっくりこなくて時間ばかりが過ぎていく。
逆にアイデアが湧いてくるのは、こんなときだと気づいた。
こんなときにふと「あ、あれ書こう」と思い立ち、いつの間にかひとつ記事ができていたり、ネタが芋づる式に湧いて出てきたりする。
そんなときの共通点は、ズバリ『ぼ〜っ』だ。
『ぼ〜っ』の威力とは
字面にするとなんとも間抜けな印象だが、『ぼ〜っ』というのはつまり「リラックスしている状態」のことを指す。
よく経営者が箱根や軽井沢などの自然豊かな場所で合宿をしているのも、意図的かそうでないかはわからずとも、アイデアが浮かびやすい状況をつくりたいからなのだと思う。
だから、いいアイデアを出したいなら『ぼ〜っ』としてみよう。
普段は行かない公園にふらっと行ってみるとか、仲間とお酒を交わしながらワイワイ話すとか。
一見「無駄」だと思ってしまいそうなそんな時間も、いいアイデアを出すために必要な時間だと思えば、より大切にできるかもしれない。
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