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「形容詞+です」表現、本来は文法としてはおかしい?

「え? そうなの?知らなかった」

Webライターとして活動するなら「形容詞+です」表現は使わない方が無難と聞いた。

「形容詞+です」日常生活でよく使われている表現だ。
馴染みのある表現を使わない方がよいと聞いて驚いた。

調べたところ、文化庁のHPに簡素な形としてなら認めてよいと明記されていた。

すなわち、あくまでも簡素な形の表現のため、Webライターの原稿に使うのは避けた方が良い。

形容詞と「です」
これまで久しく問題となっていた形容詞の結び方――たとえば,「大きいです」「小さいです」などは,平明・簡素な形として認めてよい

参照:「文化庁」https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/01/tosin06/04.html

そもそも形容詞の結び方が問題になっていたことすら知らなかった。

「です」は「だ」の丁寧な表現である前提を踏まえると、「形容詞+です」は本来おかしな表情であることに納得だ。

実際に以下の表現を「です」から「だ」に置き換えた。

美しいです→美しいだ
重いです→重いだ
面白いです→面白いだ

「です」を「だ」に置き換えると、違和感を感じる表現だと一気に分かりやすくなった。

例文を書いてみた。

庭に咲いている花は赤いです。
「赤い+です」で終わっている文章を修正するならこんな感じだろうか。

1つ目は「名詞+です」の形に変えた場合。
庭に咲いている花は赤色です。

2つ目は主語と述語の順番を入れ替えた場合だ。
庭に赤い花が咲いています。

「庭に咲いている花は赤い花です」だと、今度は主語と述語が同じという点でおかしくなる。

日本人であるが日本語は難しい。としばしば実感する。


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