古今東西の「愛してる」:映画
黄昏が空から落ちてくる。
まるで映画のワンシーンのようだ。
膝の上では、妻が寝息を立てている。
その体勢は、人間はここまで無防備になれるんだと教えてくれてるみたいだ。
「愛してる」
誰にも届かない声を出す。
棚の上の記念写真は、笑顔でこちらを見つめてる。
これは、映画のワンシーンすぎるな。
===後記===
「何でもないようなことが幸せだったと思う。」と誰かも歌っていたけれど、これはきっと、手に入れようと頑張るものじゃなく、自然と出来ていくようなものな気がする。
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