将棋を続ける方法
将棋を趣味にするというのはステキなこと。
しかし運が全くない、実力が顕著にでるものであり、『楽しむ』ということがなかなか難しい、そう「私は」思っている。
将棋というゲームは
勝ち負けが必ずある。
運の要素が全くない(実力主義)。
自分から「負けました」と言って投了の意志を示さなければならない。
やったらやっただけ伸びるが、目に見えて伸びる実感がない。
しかもやり方に合う合わないがあるので、それを見つけるのもの一苦労。
さらには相手がいることなので思い通りにいかず
結果がついてこないことがある。
精神状態が顕著に出る。
もう書いていて、何でやるんやと思ってしまう(笑)
しかしそれでもなんやかんや続いている。
その「なんやかんや」というものがなんなのか、
そしてどうして続けてこられたのか、
私なりの言葉で書いてみようと思う。
人と比べてながらも、落ち込んでも、それでも。
「ねこまど将棋教室」に務めていて、将棋をやる環境はどんな方よりも恵まれているのに、なかなか強くならない・・・
酔っぱらった旦那には、過去に「仕事終わったあとに5時間やって、休日もずっと将棋やってたら、1年半で初段になった。そのくらいやれば成れる。やらないから成れない。」と言われたことがありまして、旦那と比べて落ち込んで、周りと比べて落ち込んで・・・。
しかしその通りな面も強く、疑問があれば聞ける人はたくさんいるし、書物もあるし、四ツ谷からだと千駄ヶ谷も近いし、やろうと思えばやれる環境。
だからこそ自分に落ち込む。
しかししかし。
そうやって人と比べて落ち込む私は、きっと「どんな環境におかれたとしても」ひとと比べて落ち込む。
それでも、それでも今も将棋をやっているのは、
小さな達成感と、小さな成長に気づいた時がうれしいから。
そして
将棋を通して出会えた仲間が大好きだから。
これだな~とこのnoteを書いていて思ったのである。
無理してやらない。たとえ弱くなっても。
以前私は風邪をひいて熱をだしても詰将棋を解いていたことがある。
過去にバレーボールをやっていたのだが「1日でも休むとレベルが下がる」と顧問に言われて、その影響で毎日どんな状況でも欠かさずやらねばならない。と思っていた。
しかしこれで頑張って解いていたとしても、頭痛がひどくなったり、もっと熱があがったりで効率もさがるは、いいことはひとつもなかった。
最近やっと、「今日は疲れているから早く寝る」と無理やり将棋に触らず寝ることができるようになったが、このぐらいがじつは、次に将棋をやるときのモチベーション、体調にはよいことに気づいた。
いいや、弱くなっても。どうせ弱くなる。
でも、こころ、身体、どちらも元気でないと、将棋はできない。
「まずは自分のこころと身体の管理!」をし始めてから、将棋も続けやすくなったように思う。
きっと明日も明後日も、落ち込む。
それでも、私は将棋をやっている。
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