駒落ちの効能~私と駒落ちの出会い~

わたしが将棋を始めたのは2016年の9月です。

そこからどんな風に将棋と付き合ってきたかという流れを書いてみたいと思います。

ルールを覚えたのは、ご存知の方もいらっしゃいますが、ねこまど将棋教室で開催されていた瀬川晶司先生の「初心者講座」でした。

そこで駒の動き方を教えていただき、何回かやった講座の最後に駒落ち(10枚落)を指していただきました。

これが将棋人生で初めての駒落ちですが、
確か2回目の10枚落で打ち歩詰めをやったんですよ私(笑)

(瀬川先生ご本人からは「滅多に打ち歩詰めにならないので驚きました」とのこと。でも一手詰めを覚えたばかりで打ち歩詰めをしらない初心者は、10枚落では出会しやすかったりします。なぜなら歩しか取れないから!www)

話を戻します(笑)

さて、そんなこんなで駒落ちと出会ったわけですが、
スタートが瀬川先生と、優しい、しかも、プロ棋士に駒落ちデビューさせてもらったので、すっかり将棋が好きになったんですよね☆☆キラキラ~

しかしこの講座が終わったあと将棋をする場所が見つけられず、2ヶ月ほど将棋をやらなくなります。

詰将棋の本を買って1日1問は必ず解こうと決めたので、それはやっていたのですが、なかなか道場とか怖くて行けなくて、将棋をやるところもわからず「将棋難民」でした。

(※実は将棋を始めて4年弱ですが最低1問は続いていますw最低1問なので1手詰めでもいいんですえ~)

そんな時に出会ったのが、直江雨続さん(ねこまどスタッフw)の女性だけの将棋サロンでした。

そこでまた私は駒落ちで将棋を教わります。

さらにその場に偶然いらっしゃった伊藤守彦普及指導員の将棋サロンにも誘っていただき、私は将棋難民から脱出することができました。

しかし将棋サロンではもっぱら駒落ちを指してもらうことばかり。

将棋をはじめてたぶん半年は駒落ちしか指していませんでしたので、珍しい部類かと思います。

その頃は月2回のサロンで駒落ちを指し、あとはもっぱら家で詰将棋を1日10問~20問くらいのゆる~い将棋生活でした。

で、2016年4月くらいに「ショウギナデシコ」という女性だけの将棋大会(団体戦)に誘っていただき、慌てて平手を勉強したんですよね。(開催は5月w)


ただ平手を指し始めたばかりの時に言われたのは、「平手を全く指したことがなくても、いいところに手がのびる」ということでした。

たぶん、駒落ちで基本的な手筋を知らず知らずに教えていただいていたのでしょう。

駒落ちというのは、10枚落ち、8枚落ち、6枚落ち、4枚落ち、2枚落ちなどなど、それぞれテーマがあります。

指してくださる上手(うわて)の方は、そのテーマに沿って駒落ちの相手をしてくださるので、そのテーマがある程度できるようになったらその手合いは卒業になるんですね。

※プロ棋士の本気4枚落ちで勝ち切れたらアマ三段はあるといわれているので、普段の指導対局ではプロ棋士の先生はテーマをもって指導してくださっているんだなと思います。


私は将棋のルールを覚えて半年後に平手を勉強しましたが、それまでもそれ以降も、「平手の情報量の多さ(駒が多い)」が本当に苦手でなかなか平手をメインに指すことはなく、もっぱら駒落ちをやっていました。

というか平手の定跡も覚えて、駒落ちもやって~というマルチ勉強が苦手だったというものありましたw

だから両方できる人が本当すごいなと尊敬しかありません。

しかし逆に言うと私は、「駒落ち」があったから将棋をここまで続けてこられたんだと思います。

「平手」しか選択肢がなかったらきっと将棋をやめていたでしょう。

強い人に上手を持っていただき駒落ちを教えていただける経験はなかなかありませんので、かなりラッキーな環境下で将棋をやれていたのだなと今も強く思います。


駒落ちは、私の中で将棋を好きでいられる楽しみの一つでしたので、平手を指さなくても、駒落ち楽しいよ☆という効能?ではないところの紹介になってしまったのはお許しくださいwwwww










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