見出し画像

二十歳になってみた。

やっほ〜。名▓しだよ。

私事ですが先日、成人することになりました。

キャピキャピの10代からおさらばだぜ。

二次会から幕開けた20代。

思ったよりも多くのひとからお祝いの言葉をいただいた。

プライベートでは割と初めて他人からプレゼントをもらった。

嬉しい……のだけれど、なんていえばいいかな。

気の利いたギャグや変顔で、いつも通り笑えばいいんだろうけど、正直どんな顔をすればいいのかわからない。

自分の誕生日というものをあまり自覚したことがなかった。

兄姉が多くて誕生日も近かったからみんな一斉に祝うことが普通で、自分だけを祝ってくれるその熱量にすこしたじろいでしまう。

まぁ新しい体験だと思って、そこはよしとする。

朝っぱらから檸檬堂の残りを飲み干して、ゲップを垂れながら物思いに耽る。

なんとなくだけど考えてたことがある。

抱負といっていいかもしれない。そんな大層なものじゃないけどね笑。

20代は好きなことしかしない。

好きな時に好きな酒を飲んで、下手くそな歌を歌って。

効率なんて考えずに好きな服を着て、好きな髪色に染めて。

完璧なんて求めずに稚拙な文で心を綴る。

殴り書きでもいい。なんでもいいから、好きな時に好きなことをしたい。

逃避の20代。逃げて逃げて逃げていく。

10代はそれこそ戦いづくしだった。文字取り戦闘狂だった。

でもそんな世界で孤軍奮闘なんてべつにしなくてもいいんだって。

大学でいろんな奴らをみて。いろんな世界を見て。

唐突にじぶんのマインドがあほらしくなった。

オレは優等生じゃない。優秀でもない。

ただの凡人。それでいい。酒を飲んで、麻雀をうって、たまに歌う。小説を書く。それでいい。

特別な人間を妬みはしない。恵まれたひとを恨みもしない。

オレは酒を飲む。それだけだ。

酒と合う飯を作る。腹は満たされ、眠気が起きる。

それでいい。ダサくて、根性なしで、軽蔑されても、べつにもういい。

ひとから好かれたいけれど。好かれる努力は好かれたい時でいい。

好いてほしいのは、ひとりでいい。

オレの人生の異端が一人いれば、それで満足だ。

酒で買える幸せがあるのなら、それでもいいと思うんだ。

オレの失敗を他人はみない。だからオレは好きなことができる。

だってオレは名▓し。誰でもない誰か。

でもそれは昨日まで。

今日を好き勝手にいきよう。点も線も関係ない。

オレの歩く道がオレの路だ。


てなわけで、これからもシクヨロ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?