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英語力の伸ばし方。

留学したぞよ。

4月のはじめからフィリピンに語学留学にきた。

韓国資本の学校なため、日本人があまりいない環境と聞いていたが案の定、学生の8割が日本人で拍子抜けをくらっている。
なんならこんなところまできて大学の同期にまで出会っているのだから、世間は本当に狭い(いやマジでなにしてんねん)。

はじめての海外、はじめての東南アジアで感じるものはそらぁもう驚きの連続で自分がほんとうに世間知らずだったことを痛感させられる。

目でみてわかるほどの強烈な貧富の差。常夏の南国であるのに、その様はまさに夜の歌舞伎町。道端に平気で物乞いがいるし、野良犬がゴミを漁って狂犬病を撒き散らしている。

タクシーは交渉次第で安くも高くもなるわ、物価の安さで金銭感覚バグるわ、hopping islandで人生はじめて記憶を飛ばすほど酒を飲むわで……まぁ留学というかバカンスを楽しんでいる。

Conversation の正体

2週間ほど経って気づいたことは、英語の会話というのは互いの質問の投げ返しだということだ。

実際、日常的に英語を話してみてみると、会話の発生するきっかけはまず「質問を投げる」ことからはじまる(heyやhiなどの挨拶は前提として)。

冷静に考えれば当たり前のことで、日本語でも同じことがいえる。

「なにしてるん?」や「どこいってたの?」など、挨拶代わりに質問から会話がはじまることが往々にしてある。

しかし日本語話者にとって、無意識レベルの疑問形はこうして文字化しない限り気づきにくい。

英語の場合、質問の際の文法が明確に「疑問形」切り替わるのでそれが顕著にわかる。

これの何がすごいかというと、話が誰のターンなのか認識しやすいのだ。

基本的に質問を投げかけられると、質問を投げかけられたものはそれの回答を話す。

A:How's going? (調子どうよ)→ B:Good. (ええで) といった具合だ。

複雑な会話であっても、これは同様で質問者が回答者の回答に軽い反応を付け加えて、またどちらが質問をするという流れの繰り返しが行われている。

A:やほ、B。調子どうね
B:よきよき
A:ええやん。今日何する予定なん?
B:今日はリサとデートよん
A:まじか、ええな。リサとは付き合ってるだっけか?
B:まだお友達。そっちは(彼女とかいないの)?
A:え、俺に彼女がいると思ってんの?

的な感じである。これが英語で同様に行われているだけだ。

A: Hey, B. How's going?
B: Good.
A: Great. What are you going to do today?
B: I have a date with Lisa.
A: Wow, that's great. Are you and Lisa dating?
B: We are still friends. And you?
A: Hey…, you think I have a girlfriend?

ついでに言うと、最後の「you think I have a girlfriend?」は同意を得る、もしくは確認の質問を使っている。

つまり会話において、疑問形は切っても切れない縁ということだ。

相手が話しかけてきても、自分が話しかけようとしても疑問形は欠かせない。
それは単なる質問であったり、提案であったり、あるいは同意の確認であったり。さらにいえば答えを求めていない予測・予想のときでも疑問形を使う。
そしてその応答として相手がしゃべる。その繰り返しが会話というものである。

目指せ、質問マスター

もうひとつ留学で気づいたことがある。

それは英語話者はあまり難しい単語を使わないということ。特に話し言葉ではそれが顕著。

そのため意外と日本人のすでに持っているvocabularyでもなんとか会話が成立する。わかんない単語はWhat is mean?って聞き返せばいい。

英会話において重要なのは、会話を発生させ続けること。

つまり何よりもまず質問のフレーズをマスターすることにある。

「今日は何をしたんですか」「これからどこに行くんですか」「一緒にアヤラモールに行きませんか」「ジムでこの機械の使い方を教えてくれませんか」。

といった具合に、疑問形は会話を生み出すために使う。

だから、もし中学英語をすでにマスターしいてるのであれば、疑問形の文を作る勉強をするか、そのフレーズを覚えたほうが早く英語を話せるようになる。

正直、この2週間で得た知見はマジで今の勉強法に役立っている。

こういうのってだいたい言い回しが決まっているから、それを覚えたらもっと会話の幅が広がるのよね。

例えば、ピザの注文だったり、道きくときだったりマジですべてにおいての根幹なのよ。

あと、会話は積極的に。別に誰も英語が拙いからって笑わないし、それで相手にされなくもない。重要なのは自分の意思を伝えること、出川イングリッシュ並みのメンタルでいこーぜ。

てことで、フィリピンライフ楽しんできます。Bye.

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