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ダサい服を絵柄の遍歴から理解するファッションのトレンド

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さて、ふんわりした記憶なのですが、ツイッターで

おとんの服がダサい。そんなダサい服をなぜもっているかと思って昔の写真をみたらいまと同じ服をきてた(昔買った服をそのまま着てた)

というようなツイートを見たのですが、発掘できませんでした。
※教えてください。

これを見た時に

な、なるほどーーーーーーーーーー!!!!!

と思いました。

もともとに服に疎くて、ファッションに興味がなくずるずる来た人以外でも、興味がなくなり、昔の服をそのまま着ていると

ダサい 

とフックがかかりやすく書いてますが、今風ではない、ということになるのでしょう。

で、これに気づいた時に本当に、服ってのはナマモノなんだなぁと思いました。
おそらく、いま着用している服も、数年たつとちょっと違うな? とおもうんだろうなぁ、と。

いやね、いまはワイドパンツとかガンガン履いてますけど、2,3年まえは「ワイドパンツなんてちょっと。。。」とかおもっていたんですよ。

UNIQLOの4XLとか、「どう考えてもおかしいやろ」とかおもっていたんですが、いまでは「ほぇーん、これがトレンドフルなのけ?」という感じでポチるわけですよ(姿勢が正しいかどうかは別として)

いやね、体型が変わったのかもしれんけど、Mサイズとかマジで着なくなったよね。。。

で、おもったのが、「なるほど。トレンドとは遍歴なのか」と

トレンドというと、流行りに乗っかる、というかいっしゅ、飛び道具的におもうじゃないですか?

バブルファッションとか、バチクソキメキメの細身スキニーとか、ルーズソックスとか? 

そういうのが「流行りです!!!」という感じで、見た目にわかりやすいけど、柄とかサイズ感、そういう服の作りとかにも流行りというのがあるのでしょう。

なので、その時々、時代に応じたものがその時に作られる。なので、ずーーっと、同じものを着ていると、

ふんわりダサくなる

んだなぁとおもったわけです。

なんかこう昔の流行りを着ているわけではないけど、いまのカッコいい、とかふつうのかっことは違う、なにかこう言語化できないチグハグさというのでしょうか。

同じMサイズのTシャツとかでも微妙に作りが違うのだ。


しかし、個人的には、心の奥底で、そう言い切っていいのか、疑問だった。
着れる服をダサいというのは、どうなのだろうか?

サステナブルじゃないのではないだろうか? 

いや、べつにサステならくてもいいのだが、本当にそうんだのだろうか? と。

しかし、次に これが絵柄だとしたらどうなのだろうか? と思って、なんか腹落ちした。

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どれがいい絵柄なのか、ダサいのか、というのは別にして。

その時々で、感情は異なるのだ。その時代時代で、描き方が違うのだ。

時系列で追わなければ、変化に気づかず、なにがどうなのか言語や視覚化できないが、日々移り変わっていくのだ。

時代を超えて、読まれ、見られる作品はある。なので、服だって着こなしや、古着として新品とは別の価値が生まれてくる。

考えてみれば、さまざまなことが日々変わっている。その中で、服だけが常にマスターピースだけと思うのは逆に傲慢というべきものなのだろう。


カールセーガンのとある著書に「船長は、出発前に危険を感じていたが出港した。なぜならばいままでも危険を感じたが、なんとかなったのだ。今回もなんとかなると思った。しかし、その船が目的地にたどり着くことはなかった。船長はなぜ、危険を感じながらも船を出したのだろうか? それはいままでも大丈夫だったから。その判断は正しいといえるだろうか? それは否だ。いままで大丈夫だったから今回も大丈夫というのは論理的ではない」というような話があるが、

ファッションも同じなんだろう。

昨日かっこよくても、今日かっこいいとは限らない。



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Nazy
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