『父親』について分かった事があるのです。

私の父は、頑固・意地っ張り・負けず嫌い・プライドが高い・気分屋・嘘をつく・短気・その時の感情で発言する・他人(兄妹含む)と比べる

話しかける事が怖かった時期もありました。
何よりも、ずっと嫌われていると思っていました。

でも違かった。
愛情は確かにあった。

そう思ったきっかけは、
最近ダンボールに詰め込んだままになっていてた、自分で昔つけていた日記を読み返しておりました。
それはそれは、驚くほど情緒が安定していなくて…。
かなり筆圧が強かったり…😖
私なりの喜怒哀楽を一日の終わりに書いていたのでしょう。
今なら客観視して当時の心境が分かります。
筆圧が強い日に関しては父への怒りや感情が止まらなかったのでしょう。
『あぁ…そうか。きっと私はこうして、外に出た時の自分と、家にいる時の自分のバランスを取っていたのだな』と、思いました。
なぜか引っ越しをする度に必ず持って行く、
中身が変わらない段ボールです🕊️🍀

父は最近、少しだけツンツンしていたトゲが取れた気がするのです。
the!昭和の親父と言えば分かりやすいのかと思います。
暴力もあれば、短時間で心に沢山のキズもつくるような事を発言する人だった。
優しいとは決して言えなくて。
私が生きている事への否定に近い言葉もありました。
『これから一生、こうなのだろう』
そう思っていました。

けれど、この事実こそが父のバランスの取り方なのだと思ったのです。
この前、新年の集まりがあった時に周りと話している姿を見ていて。
いつも意地を張り、プライドが勝つのが真逆で。
とても正直な姿を見ました。
家で私と接していたら絶対にこのやり取りは無いだろう。
そう、断言できてしまう。

でもきっと、外の父なのだろうと。
場面(空気)をよんで周りと話を合わせて。

仕事から家に帰って来たら、
『ここは俺の家なんだ、どうしようが自分の勝手でしょ?』と…。

これがきっと本当の父の生き方なのだろうと。
そういう気持ちを天秤をかけて生きてきたのだろうと。

生活する上で家族が困らないように、
やっていたのだろう。

人によって外と家での過ごし方は違う、
逆に家では弱音を吐く人もいる。

きっとこうやって何年も同じ所で勤めて来たのだな。
『そりゃぁ、そうなるか…』と思うと、
もう少し優しい人間になろうと思った最近でした💐