もしもあなたが「妊娠糖尿病」と言われたら
こんにちは、エミリーです。
今日は私の「 妊娠糖尿病 」の体験記をお伝えしたいと思います。
第一子の時はなんともなかったのですが、
第二子妊娠中になってしまいました。
● 妊娠糖尿病とは?
妊娠中に初めて発見された糖尿病に至っていない糖代謝異常のことです。
血糖が高い状態が続くと赤ちゃんが大きくなりすぎて、難産になったり、早産のリスクがあります。
● どうやって発見されるの?
まずは、妊娠初期の血液検査です。
その結果が良くないと次は
ブドウ糖負荷試験をします。
内容は、前日21時以降絶食の状態で病院に行き、
当日9時に採血&糖の入った水を飲見ます。
そのあとは、1時間後に採血、2時間後に採血と
合計3回採血を行います。
私は3回の採血のうち、2項目が基準値以上でした。
●治療法
食事療法で対応できる人が大半ということでした。
それでもダメならインスリン注射で管理することになります。
ということで、まずは食事療法のために入院することになりました。
● 入院生活(食事編)
6分食と呼ばれる食事方法でした。
朝(8時)・間食(10時)・昼(12時)
間食(15時)・夕(18時)・間食(20時)
朝昼夕の食事はそれぞれ主食が70gしかなく、とてもお腹が空きます。。
そして何故か薄味というか同じような味の料理ばかり。
間食は小さいおにぎりとヨーグルトなどの乳製品です。
飲み物は水かお茶のみで、出された食事以外の食事はNGです。
●入院(検査編)
朝昼夕の
食事の30分前・食事の2時間後・寝る前(21時)
の1日7回
看護師さんによる採血があります。
それと同じタイミングで、測定器で自分で血糖値を測定する方法を覚えます。
針で指先を刺して血を出してセンサーにつけるというやり方です。結構痛いです。。
血糖値は、食前100以下、食後2時間120以下が目標です。
●入院(生活編)
私は3日間入院しました。(上の子が体調を崩したため、早めに退院させてもらったので本当はもっと長いのかもしれません)
採血以外特にすることがなく、とっても暇でした。。
普段仕事と育児でバタバタしているので、ゆっくりできる貴重な時間でしたが、なんだか寂しく感じました。
今はWi−Fiが使える病院も多いと思うので、入院される場合は暇つぶしをたくさん用意しておくと快適に過ごせるかと思います。
●退院後〜出産まで
退院後も6分食と1日7回の血糖値測定を続けることになります。
仕事をしながらこれを続けるのはなかなか大変でした。
当然甘いものは食べられないし、お米やパンなどの炭水化物も好きなだけ食べられない。そして、仕事中はトイレで血糖値を測る生活でした。
最初の1ヶ月はとてもストレスを感じました。
しかし、人間慣れるもので1ヶ月すぎた頃からだんだん慣れてきました。
また、食べづわりで妊娠初期に3キロほど太ったのですが、
入院後は逆に「痩せた?」と聞かれるほど体がスッキリしました。
糖質制限ダイエットって効果あるんだなーと思いました。
●出産後
出産前の入院中は6分食でしたが、出産直後から普通の食事になりました。
それを機に退院後は普通の食事に戻しました。
そして、出産から約2ヶ月後、
再度ブドウ糖負荷試験。
結果は、
3項目とも基準値以下でした!!
嬉しいので、早速ケーキを食べました(笑)
ただ、妊娠糖尿病になった人は、普通の人より今後糖尿病になる可能性が高いので気を付けましょうとのことでした。
● まとめ
妊娠糖尿病の体験記を書かせていただきました。
食事療法でなんとかなったので、太りすぎなくてよかったし、無事出産することができました。
(高血圧のせいで結局早産でしたが)
二人目妊娠中にはじめて言われたので、同じママでも毎回の妊娠は同じではなんだなーと感じました。
今、妊娠中の方はぜひ糖分の取りすぎに気をつけてお過ごしください。
ありがとうございます
エミリー