自分は「何者」であるか

自分のアイデンティティに

ずっと違和感を感じていた

そんなものないと思っていたし

自分の存在に価値なんて感じられなかった

日本に生まれたけれど日本人ではない？

何それ

自分のルーツなんてよくわからない知らない

じゃあ自分は何者なのか？

国籍も性別も

年齢も職業も肩書きも立場も

そんなものを一切取っ払ったあとに残るもの

それが「自分」だ

丸裸のただの「自分」であること

それが

私がずっと探していた答えなのかもしれない

ただ「自分」として

ただ一人の人として

この地球にこの宇宙に存在していることが

奇蹟であるということ

何もできなくていい

特別でなくていい

弱さを隠さなくたっていい

何者にもならなくていい

ただ自分が自分で「ある」こと

そしてそう遠くない未来に

それすらも

超えていく日が来るのだろう