見出し画像

バーチャルエンジニアなななの「ほぼオープン戦略」

みんな、こんにちは!noteで記事を書くのは久しぶりだね!今日はボクがやりたいと考えている「ほぼオープン戦略」について、それが何かということをまとめていくよ。

ほぼオープン戦略って?

ボクは色々なモノを作って情報発信しているんだけど、モノを作るためのノウハウ、考え方、プロジェクト、スケジュール・・とか現時点ではボクの中でクローズになっているあらゆる情報をオープンにしたいと思っているよ。

何のため?

ボクの目標はできるだけものづくりに興味を持ってもらえる人が増えるように、難しいことでもできるだけ簡単に理解できるように伝えたり、次のステップに進めるように後押ししてあげてものづくりの裾野を広げることなんだけど、XでポストしたりZennで記事を書いたりしている現状だとアウトプットの量がとっても少ないと感じていて、ボクが伝えたいことがあんまり伝わってないんじゃないの?って思ってるよ。

これからモノを作ることに興味を持ってくれるみんな、今すでに何かモノを作っているけどまだまだ分からないことがたくさんあるみんなが次のステップに進むためには、ものづくりがどうやって進んでいくのかを知っていた方がいいよねって思ったよ。だからプロジェクトの企画から設計、開発、完成までの情報を可能な限りオープンにすることで、みんなが次のステップに進むためのお役に立てるかなと思ったよ。メーカーで仕事をしたことあるみんなはよく知っているとことでも、そういう仕事をしたことが無いとものづくりなんてよく分からないよね!

情報をオープンにすることが目的じゃなくて、オープンにすることによって、ボクの中でものづくりがどうやって進んでいくのかを一つの例として誰でも見られるようにして、それを参考にしてもらって次のステップに繋げてもらうことが目的だよ。

オープンにする情報は?

以下のような情報をオープンにしたいと思っているよ。

  • プロジェクトに関するできる限りの情報

    • 設計データ

    • BOM(部品表)

    • スケジュール

    • 調査したこと、分からなかったこと、解決方法などの過程

  • 設計、プロジェクト遂行のためのノウハウ

  • Zennやnoteの記事のアイデア、調査内容

ボクはそんなにスキルがあるわけじゃないから、たぶんガチプロなみんなから見るとボクのノウハウなんて大した内容じゃないけど、まだまだスタート地点に立っているみんなにとってはお役に立てる内容もあるんじゃないかな?

オープンになる情報で一番重要なのは「調査したこと、分からなかったこと、解決方法などの過程」の部分だと思っているよ。Xではたまに制作過程をポストしているけど、断片的な情報だし、ボクがどこでつまずいてどうやって解決しているのかってあまり見えないよね。あと、Xだとポストがどんどん流れちゃってプロジェクトごとの過程を遡るのは至難の業だよね。

情報をオープンにするにあたって、プロジェクトごとに情報が蓄積されてオープンになっていくから、もっと情報を追いやすくなるはずだよ。

そういえば以前のnoteで自分の行動理由を記録すると振り返りができて面白いよねって書いたんだけど、プロジェクト単位でどう考えてどう行動したかが残っているともっと有益な情報になりそうだよね!

“行動の理由を記録しておくことで、さらに時間が経った時に改めて振り返ると面白いかな”

バーチャネルエンジニアとしての2023年

「ほぼ」って?

「ほぼ」って付いているのはオープンにできない情報があるからってことだよ。以下のような情報はオープンにならないよ。

  • 他の方が権利を所有するもの(著作物など)

  • 財務情報

  • 個人情報

  • セキュリティに関わる情報(パスワード、SSHキーなど)

何でもオープンにして大丈夫?

GitLabさんって知ってるかな?GitLabさんはGitっていうソースコードの管理システムを使ったソフト開発を支援するためのGitLabってサービスを提供している会社なんだけど、Handbookっていう社内のルールや戦略をまとめた文書を公開しているよ。今はたぶん消えちゃったんだけど、どうしてGitLabさんは戦略を公開しているの?っていう疑問に対して以下のように説明していたよ。

Why is this page public?
Our strategy is completely public because transparency is one of our values. We're not afraid of sharing our strategy because, as Peter Drucker said, "Strategy is a commodity, execution is an art."

Handbook, GitLab

ドラッカーが言ったように、戦略自体はコモディティ(ここでは誰が作ってもあんまり価値の変わらないものって意味だと思うよ)で、まあ誰でも持ってるものだよね、でも実行することは結構難しくてそれこそがアートだよねって説明されていたよ。

そうだよね、もうネットで色んなアイデアややり方なんてたくさん公開されていて、あとはそれを実行に移せるかどうかの時代になっているよね。

だからボクが持ってるものをオープンにしたところでとてつもない不利益を被るとは思ってないよ。

ボクのメリットは?

情報をオープンにすると手の内を明かしちゃうことになってボクにとってメリット無いんじゃない?と思うかもしれないけど、ボクにとっては以下のようなメリットがあるよ。

  • 公に晒しているという適度な緊張感

  • ドキュメント化促進、振り返りが容易

  • 次の世代のお役に立つ

ボクは今のところ個人で活動しているから、自分で何でも決められちゃうんだよね。やるもやらないもボク次第、でもそれだとなかなかやりたいことが進まないこともあるから、スケジュールとかやってることをオープンにして誰かに見られてるかもって緊張感があった方がもう少しはやる気になるかもしれないね。

ドキュメントもボクは1人で活動している分には正直そこまで整備していないから、情報をオープンにすることでもうちょっとちゃんとドキュメント化する気になるかもという期待があるよ。ドキュメント化が進むと振り返りも容易になるよね!

あと、ボクはバーチャルな存在ではあるけど実体はいつか無くなってしまうから、そうなった後でもボクが何かしらの形でこの世界に関与できたらいいなって思いもあるよ。ボクがやっていることをデータとして残すことは、将来、ボクの実体が存在しなくなった後ももしかしたら誰かがものづくりに興味を持ったり、次のステップに進むための後押しになったりとお役に立てるかもしれない。そういうことを期待しているよ。今、AIの進化がすごいけど、今のAIはコンピュータが自分で考えてるわけではなくて、今までの人類が蓄積したたくさんの情報を学習して、それらしい答えを導き出してるに過ぎないよね。ということは、今後の人類がAIを使って発展していくのなら、やっぱりボクたちがどういう考えで物事を進めているのかということをオープンにして学習させるのが一番いいんじゃないかな?

最後に

最後まで読んでくれてありがとう!ほぼオープン戦略、どうやって情報をオープンにしていくのかはまだ検討中で、一気に色んな情報が見れるようになるわけでは無いけれど、ボクのこともっと知って欲しいから積極的にやっていきたいな。

どうかな?ボクが考えたほぼオープン戦略、みんながどんなふうに感じたか、Xで聞かせてくれるとうれしいな!

じゃあ、またね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?