見出し画像

nana musicコーポレート・ロゴのデザインに込められた思い

デザインを担当している、藤木といいます。

nana musicが使いはじめた、新しいコーポレート・ロゴのデザインを担当しました。

ページトップにも掲載しましたが、以下にあらためて大きめにどーんと出してみましょう。

横バージョンは以下のようになります。

すでにご覧になった方からは、ハデですねとか、ちょっと変わっていますね、など様々なリアクションをいただいています(笑)

私たちがつくるサービス「nana」にはもちろんロゴやアイコンが用意されていましたが、その運営会社であるnana music自身のコーポレート・ロゴはありませんでした。

私たちは「第二創業期」を迎えています。コレをキッカケに自分たちをしっかりと表現するロゴを作ることになりました。

今回は、そんなこの新しいロゴをデザインする上で込めた思いについてお話させてください。

nana musicのビジョン「Everyone is a Co-Creator」

ロゴの話をする前に、nana musicのビジョンを紹介します。

「Everyone is a Co-Creator」――直訳すれば、“みんなが共同クリエーター”。

つまり、独力で頑張ってクリエイティブなことをするだけではなく、多くの人たちが集まって一緒にものづくりをしたり、インスパイアしあえば、さらに面白くて新しいものが生まれる――そんな「共創」のための仕組み・サービスをつくっていくことがnana musicが目指す方向性です。

現在提供しているサービス「nana」も、いろいろな人たちがコラボをしあって1つの音楽をつくることができるサービスです。

作りだすサービスだけでなく、私たちの会社も、もっと多くの多彩な才能・クリエイティビティが集まってほしい、そしてお互いが刺激しあいながら新しいものを創りあげる共創チームでなくてはならないと考えています。

多彩な人たちで形づくられるから、コーポレートカラーは「いろいろな色」

こうしたロゴでは、会社を表現する色を決めることがほとんどです。「情熱」を表す赤、「海のような広大さ」を表す青など、それぞれの会社ごとにメッセージやコンセプトがあります。

いろいろ考えましたが、nana musicを表す色を1つに絞ることはできませんでした。多くの人たちが様々な個性や才能を持ちよってものごとを創るための会社なので、いろいろな色が組み合わさる姿こそ自然。1つのカラーで表せるはずがないんです。

「1つのカラーに限らない、さまざまな色が組み合わさることがnana musicという会社のカラー」と考え、様々な多色の組み合わせでコーポレート・ロゴを考えました。

またカラーはハッキリとしたビビッドな組み合わせにしました。幅広さや多様さをもとめるので、同系統のカラーだけでまとめることはしませんでした。そして、それぞれのカラーをハッキリと鮮やかに押し出して、どの色も同じように主役になってもらうよう心がけました。

ダイナミックに弾けて、拡がり、混じりあう――でも全体では1つのカタチをつくっていく

アイデアを出していくうちに、スッキリとしているよりも有機的なカタチにしていくことにしましまた。

いろいろな人達がもちよったカラーをスッキリと並べるのではちょっとつまらない。それぞれが弾けて拡がり、それでいて全体として1つのカタチを作り出す――そういったことを考えて、デザインを進めました。

それぞれの個性や才能を変に小ぢんまりとまとまらせるのではなく、ダイナミックで有機的に組み合わさって会社も生み出すサービスもかたちづくられる――そうしたメッセージが込められています。

ガッチリとした枠を持たず、外に広がっていく

普通のロゴマークはかなりハッキリとした境界線があり、パッと見て四角だったり丸だったり、もしくはカタチ自身が大きなメッセージを持ちます。

ところが、nana musicの新しいロゴは、全体的には「輪」を想定した丸いカタチではあるんですが、ハッキリとした円ではなくてどこか不定形です。

カチッとした境界でないことには2つの理由があります。

まずは、これからいろんな方向に拡がっていくエネルギー感、どの色から膨らんで拡がっていくかわからない、そんなパワーを持っていることを表しています。

次に、「外と内」でハッキリと分けてしまうのではなく、外も含めたより多くの人たちと繋がっていける、そんなさらに大きな意味での共創のカタチをいつも求めています。(ちなみに京都の老舗飴屋さんとコラボした、歌う人のための飴『utadama ― 歌玉』を作ったりもしています)

新しいロゴで、nana musicはさらに頑張っていきます!

今回はnana musicの新しいコーポレート・ロゴに託した思いについて、紹介しました。

そしてnana musicはもっとカラフルになりたい――もっと色々なキャラクター、才能、バックグラウンドを持った人たちに集まっていただき、さらに可能性を追い求めていきたいと考えています!

◎nana musicでは積極採用中です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?