one thing at a time with YOGA
このスタジオに響く、優しくて穏やかで透き通った声。
それは、元フラ部の先輩、しおりさん。
「しおりさんのヨガ、行きたい!」
と、話して伝えた去年から、やっと昨日実現した。
ヨガのインストラクターをして、3年半経つ彼女。
なんだか懐かしくて、くすぐったくて、嬉しくて、ニヤニヤしちゃう変な生徒だ。
ホットヨガ、という体験から学んだこと。
しおりさんに選んでもらった彼女のクラスは、
ちょっときつくてでも楽しい!大きな音で流れる音楽に包まれて動く時間。
それがとっても学び多いものだったので、ポロポロ記録したくなった。
元々、私はとても緊張しいで、身体をぎゅっと固めやすいタイプだ。
よく、フワフワした印象を受けるけど、そのわりにぎゅっとした部分がギャップ。と言われる。
今、フラメンコを踊ることを真ん中に、毎日過ごすようになって
上級生と踊りをやっていると、
・緊張で頭が固くなったり
・可動域の狭さに身体を固めたり
・勢いに飲みこまれて考え思考を言葉に出来ない
ことが、特に最近の悩み。
・・・
そんな私が感じたこと。
リラックスする方法が3つあった。
1.音の力を借りる
クラスで流れていたのは、おだやかな音楽。それに耳を傾ける、耳に入れる。
私が最近入れていたのは、強い音。大きくて激しい音、声。
身体に返ってくる衝撃や捻り、突っ張りでその感覚を取る。
その強い感覚が身体には残っていて、ずっと身体が休まらなかったのだと思う。
おだやかでふーっと流れるような気持ちになりたい。
軽くてからっとした思考になりたい。
そう思った時、自分の耳に入れるのは、歌詞があるJ-POPや邦楽ではなく
自然の音。
思い返せば、休みがなかなか取れなくて、
去年やっと休んだ日に向かったのは、森のような公園の中だった。
その時の味わうような音を入れる。
音は、優しく温かく包んでくれる。
音は、時に助けてくれる。
音は、時に背中を押して頑張らせてくれる。
さくさく進むプログラムは、重心が上手くとれずぐらついたり
身体が思うように動かなくてぎゅっと固まったりすることもある。
その時、音楽と呼吸としおりさんの声が手がかりになって
ガンバレたりリラックスしたり自然に動けるようになったりする。
それが不思議な感覚だった。
2.1つのことに集中する=瞑想、呼吸
目を閉じて、瞑想をする。
私は、落ち着きたい時、家ではキャンドルやお香、
アロマミストに助けてもらって瞑想をすることがある。
元々注意三万で、気が散りやすいから、瞑想モードになるまで時間がかかったり
深夜遅くになるまで周りの音が気になるから怠っていた、最近。
ヨガクラスでの瞑想は、シンプル。
落ち着かない、と思考をし始める自分に、何をする?と思ったら
自分の呼吸や、音楽のリズムを受け取る。
私個人的には、これを寝転んでやると良い。
目を閉じて、手のひらを上にして、つま先は外側で仰向けに寝て感じる。
人って、よく視覚で判断したりバランスを取ったり気を遣ったりするもの。
だから、心を外に外に向けるには、この格好がとても落ち着いた。
3.呼吸をする。呼吸を感じる。
呼吸って、いつも自分から離れているものなんだなと思った。
踊る時やストレッチの時、呼吸は
「鼻で吸って口で吐く」のが基本。
ヨガでは、「鼻から吸って鼻で吐く」のが基本。
ゆっくりゆっくり動き、気の通りを感じるためと聞いた。
たったひとつの呼吸の変化なのに、まるで身体の感じ方が違うから驚いた。
ゆっくり、鼻で吸って鼻で吐くと
気の巡りを感じる。それは柔らかい感覚がある。
毎回動きと共に示してくれる呼吸のタイミングが絶妙で心地が良い。
いっつも 腹式呼吸=お腹の動き を意識し過ぎて
なかなか自分の呼吸を感じる余裕がない。
踊っていて頭が混乱したりパンクしていると、呼吸しておらず苦しくなることが多い。
最近、インフルが大流行中な中、記事で読んだけど
風邪の予防には鼻呼吸が良いらしい。
しおりさんは、片鼻呼吸中、クラスで
右鼻は「陽(太陽)の気道」で、左鼻は「陰(月)の気道」と言っていた。
呼吸は自然の摂理。
〝 呼吸=調和 〟
陰と陽のバランスを整える。
植物の気孔になった気分。
自分の身体が呼吸をして、今を生きている
ということを鋭敏な感覚で味わえた。
この3つ、ぜひこれを読んだ方にも、味わってもらえますように。
たまに、日記を書くノートにしたいな。
( 2019/1/23 )