好きな写真たち
突然なんですがこの写真大好きなんですよね。澄んだ青空にちょっと小ぶりな焼き芋、手の感じも1番ちょうどいいかと。思っていたんですが
インスタの投稿で目玉焼きを干している写真が流れてきて、これは完敗だと思いました。
「焼き芋」という自由な背景を持たせられるものに対しての「青空」
「焼き芋」という単色に対しての「青空」の単色がコントラストとしてやや弱い
人の手という最も身近な道具を用いた撮影
写真の枠を出ない
という部分が敗因かなと。
↓↓↓こちら個人的優勝作品です↓↓↓
素晴らしくないですか。白、オレンジ、黄、茶、それを包括する階調のある青。
食べ物を「洗濯物のように扱う」という、若干グレーな行為にも、アートとしての完成度の高さから、何ら認知的な不協和が生まれない。寧ろ「目玉焼きは干すものだ!」と認識を改める程に、自分の中の目玉焼き像が揺るがされました。
でもって焼き芋と目玉焼き、どちらも調理済みという点で負けが際立っている気がして仕方ないです。焼き芋も割って立て掛けるなどしたら写真の枠を脱せていたかもしれませんね。
この写真もめちゃくちゃ好きです。夕方の空なんですけど、今にも雨が降り出しそうな雲が迫って来ている圧迫感と水面に映るどことなく「朝」の優雅な雰囲気の対比が凄く好きです。
今のところこのテイストの写真で負け無しだと思っています。若干光の加減をいじったりしているのもありますが。
この写真は、夕方にも朝にも見える、また、僅かの時日に成された光景という意味を込めて「一朝一夕」と題しました。超素直で安直なダブルミーニング。
まず、画質良くね??と撮った瞬間思いました。この下から上にかけて広がっていく感じと、作り物じみた緑色。なんだか、奥の暗いところから出てきて人を連れ去ろうとしているようにも見えてきました。蠱惑的。
以上好きな写真たちでした。